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薔薇譜(加藤周一 著)
若き日に、福永武彦らとともに日本語による定型押韻詩を試みる文学運動「マチネ・ポエティク」に参加していた評論家の加藤周一が、1976年に刊行した可憐なたたずまいの詩集/歌集。
15篇の詩と、30首の短歌が収められている。
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汽車はおそかった
電燈は暗かった
ぼくらは世界を忘れていた
雨は降りしきり
相客はいなくなり
ぼくらはどこにいるのかわからなくなり
(「雨の日の汽車」より)
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◎Contents
▶︎詩集
四つの四行詩
雨と風
さくら横ちょう
妹に
愛の歌
雨の日の汽車
ぼくはおぼえているおまえの声を
春の海
人の噂
優しくて甘い恋の歌
焼絵硝子の窓とある人の眼に
幸福
逝く年の夜の果に
四つの四行詩
異郷の空二題
▶︎歌集
布哇拾首
信濃路弐首
彦根参首
京都五首
東京参首
信濃追分六首
巴里弐首
北太平洋弐首
不忍の池弐首
長崎四首
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 函 本体元グラシン
□publisher:湯川書房
□date of issue:1976年初版
□size:18.8x16.4cm
□page:81
□condition:経年なり・良好
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
15篇の詩と、30首の短歌が収められている。
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汽車はおそかった
電燈は暗かった
ぼくらは世界を忘れていた
雨は降りしきり
相客はいなくなり
ぼくらはどこにいるのかわからなくなり
(「雨の日の汽車」より)
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◎Contents
▶︎詩集
四つの四行詩
雨と風
さくら横ちょう
妹に
愛の歌
雨の日の汽車
ぼくはおぼえているおまえの声を
春の海
人の噂
優しくて甘い恋の歌
焼絵硝子の窓とある人の眼に
幸福
逝く年の夜の果に
四つの四行詩
異郷の空二題
▶︎歌集
布哇拾首
信濃路弐首
彦根参首
京都五首
東京参首
信濃追分六首
巴里弐首
北太平洋弐首
不忍の池弐首
長崎四首
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 函 本体元グラシン
□publisher:湯川書房
□date of issue:1976年初版
□size:18.8x16.4cm
□page:81
□condition:経年なり・良好
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