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レムラインさんの超能力(ティルデ・ミヒェルス著、上田真而子訳)- 岩波少年文庫
1974年から85年まで刊行された「ペーパーバック版」の岩波少年文庫より。
仕事熱心なことだけが取り柄だった帳簿係のレムラインさんは、交通事故の後遺症で、「壁を通り抜けることができる」という不思議な能力を身につける。
ひょんなことから、捨て子のテオを引き取ることになったレムラインさんは、二人で静かな生活を送るために、自らの超能力をひた隠しにする。しかし、もちまえの親切心から、ある大事件を引き起こすことになり……。
SF小説的な派手な展開になりそうな設定なのだが、独特のユーモアをたたえながら、おだやかに物語は展開していく。ドイツの人気児童作家ティルデ・ミヒェルスが、1972年に発表した物語。
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「テオ、見てろよ。おまえの父さんはすごいことができるんだから!」
そして両うでをさっとまえにつきだすと、十メートルの高とびこみのときのように、体をえびの形にまげて壁をつきぬけ、洗面所にとびこみました。そしてそこでテオがなんというか、耳をすませてみました。
「うわーい!」テオは大よろこびでさけんでいます。
(「レムラインさん けんめいの努力をする」より)
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◎Contents
交通事故
きみょうな後遺症
もうこれっきり
つぎのできごと
レムラインさん けんめいの努力をする
テオ 秘密をしゃべってしまう
じょうだんじゃないんだ
テオ 証明する
レムラインさんの相談
いつも事件が起こる
キツツキをたすけなければ
ヴォルフ銀行に非常ベルがなりわたる
泥棒が電話をかける
「手をあげろ!」
レムラインさん 牢からぬけ出す
月の光
もうたくさん
ティンメルのりっぱな行い
まるで、魔法つかいの台所だ
裁判
おわり
挿絵:リロ・フロム
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1980年 初版
□size:17.3x11.2cm
□page:151
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
三方ヤケ
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
仕事熱心なことだけが取り柄だった帳簿係のレムラインさんは、交通事故の後遺症で、「壁を通り抜けることができる」という不思議な能力を身につける。
ひょんなことから、捨て子のテオを引き取ることになったレムラインさんは、二人で静かな生活を送るために、自らの超能力をひた隠しにする。しかし、もちまえの親切心から、ある大事件を引き起こすことになり……。
SF小説的な派手な展開になりそうな設定なのだが、独特のユーモアをたたえながら、おだやかに物語は展開していく。ドイツの人気児童作家ティルデ・ミヒェルスが、1972年に発表した物語。
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「テオ、見てろよ。おまえの父さんはすごいことができるんだから!」
そして両うでをさっとまえにつきだすと、十メートルの高とびこみのときのように、体をえびの形にまげて壁をつきぬけ、洗面所にとびこみました。そしてそこでテオがなんというか、耳をすませてみました。
「うわーい!」テオは大よろこびでさけんでいます。
(「レムラインさん けんめいの努力をする」より)
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◎Contents
交通事故
きみょうな後遺症
もうこれっきり
つぎのできごと
レムラインさん けんめいの努力をする
テオ 秘密をしゃべってしまう
じょうだんじゃないんだ
テオ 証明する
レムラインさんの相談
いつも事件が起こる
キツツキをたすけなければ
ヴォルフ銀行に非常ベルがなりわたる
泥棒が電話をかける
「手をあげろ!」
レムラインさん 牢からぬけ出す
月の光
もうたくさん
ティンメルのりっぱな行い
まるで、魔法つかいの台所だ
裁判
おわり
挿絵:リロ・フロム
絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1980年 初版
□size:17.3x11.2cm
□page:151
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
三方ヤケ
» 小説
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