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山をこえて昔の国へ(ウィリアム・メイン 著、神宮輝夫 訳)- 岩波少年文庫
☆2024.1.13 再掲
1985年から2000年まで刊行された「カバーつき新書版サイズ」の岩波少年文庫より。
20世紀のイギリスの子どもたちが、5世紀へタイム・スリップ。現代と古代を巧みに交差させるファンタジー小説。
魔女のしるし「赤毛」をもち、「生贄」になりたいと切望する少女マグラが住む呪術的世界を克明に描く、第一部。
そして、同じ「赤毛」をもつ現代の少女セーラと、姉ドリー、弟アンドルーの3人がおどろおどろしいその世界へと迷い込み、物語が大きく展開していく第二部。
1950年代から半世紀にわたって児童文学者として活躍した著者による代表作のひとつ。
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生贄という言葉は、マグラが片時も忘れない言葉だった(略)。
その言葉に恐怖は感じなかった。逆に、はげしく好奇心をかきたてられた。そして、ひそかに、わたしはりっぱな生贄になれるだろうかと考えていた。なんのための生贄であろうと、生贄に大切なのは死に甲斐だった。
(「第一部」より)
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絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1989年 2刷(1989年 初版)
□size:17.3x11.2cm
□page:227
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み 上端ヨレ
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
1985年から2000年まで刊行された「カバーつき新書版サイズ」の岩波少年文庫より。
20世紀のイギリスの子どもたちが、5世紀へタイム・スリップ。現代と古代を巧みに交差させるファンタジー小説。
魔女のしるし「赤毛」をもち、「生贄」になりたいと切望する少女マグラが住む呪術的世界を克明に描く、第一部。
そして、同じ「赤毛」をもつ現代の少女セーラと、姉ドリー、弟アンドルーの3人がおどろおどろしいその世界へと迷い込み、物語が大きく展開していく第二部。
1950年代から半世紀にわたって児童文学者として活躍した著者による代表作のひとつ。
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生贄という言葉は、マグラが片時も忘れない言葉だった(略)。
その言葉に恐怖は感じなかった。逆に、はげしく好奇心をかきたてられた。そして、ひそかに、わたしはりっぱな生贄になれるだろうかと考えていた。なんのための生贄であろうと、生贄に大切なのは死に甲斐だった。
(「第一部」より)
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絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:1989年 2刷(1989年 初版)
□size:17.3x11.2cm
□page:227
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み 上端ヨレ
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