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新・私の部屋のポプリ(熊井明子 著、高柳佐知子 画)

新・私の部屋のポプリ(熊井明子 著、高柳佐知子 画)
雑誌『私の部屋』での連載をまとめた、『私の部屋のポプリ』シリーズ4冊目のエッセイ集。

『私の部屋』81年7月号から86年5月号に連載した232篇を収録。連載開始から15年を経て、単行本の版元が「生活の絵本社」から「パッチワーク通信社」に移行している。

季節を感じる日常のひとこま、香りのこと、文学のこと、懐かしい人々との交流の思い出などが、しなやかな言葉で綴られている。
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『私の部屋』にエッセイ連載を始めて、今年で十五年目になります。
その間、様々な変化がありました。85年の7月には、『私の部屋』初代編集長だった平澤啓子さんが、亡くなられました。
このエッセイがスタートする際、それに「ポプリ」という名をつけたい、と私がポプリについて説明しますと、平澤さんは、即座に「面白いですね」と言われました。
それまでPot-Pouriは雑香、ポットプーリー、ポウプウリーなどと表記されていましたが、以来、次第にポプリに統一され現在に至っています。あの日の平澤さんの一言でマスコミにポプリが登場したと思うと、感無量です。

(「あとがき」より)
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◎Contents
春のポプリ
 春の使者・タンポポ
 素敵なハーブ・ショウ
 月光荘と与謝野晶子
 山のベンチで語ろうよ
 一人旅の心はアリス
 ハムレットかオフェーリアか
 エミリ・ディキンスンの町
 これが詩人だったのだ
   :
夏のポプリ
 小さな果実
 奇跡の草花
 豆本が香るとき
 あわいにいる嬉しさ
 ガラスの小箱
 飾りのついたラヴェンダー
 記憶の底に
 漱石の肱つき
   :
秋のポプリ
 のべのほくろ
 ハッピー・バースデイ!
 南フランスを訪ねて
 ありがたい本情報
 心づくしの歌集『翡翠』
 海辺のホテルで
 白い菊を眺めながら
 金木犀が散る前に
   :
冬のポプリ
 冬の部屋に咲く花
 一対の公孫樹
 森からの贈り物
 皆で作る百花香(ポプリ)
 お祖母さんの贈り物
 “幸福な思い”と一箱
 よいものが、かえってくる
 本音を書いた日
   :

絶版または版元品切れ
ソフトカバー 函
□publisher:パッチワーク通信社
□date of issue:1987年 初版
□size:19.2x13cm
□page:251
□condition:経年なり・普通 函スレ汚れ傷み 背薄ヤケ
本体背ヤケ 小口点茶シミ

» 随筆・エッセイ
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