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夜明けの稲妻(内田百閒 著)- 旺文社文庫 全作品集 ★再入荷
百閒の遺志に従い「旧仮名遣い」を用いて、昭和54年から59年まで刊行された旺文社文庫〈特別企画〉全作品集より。
表題作「夜明けの稲妻」は、毎日新聞に掲載された、喜寿を迎えた百閒先生への取材記事。門柱に「春夏秋冬 日没閉門」、玄関に「面会謝絶」と貼り出して、自由気ままに暮らす日々を飄然と語っている。
最晩年に刊行された、31冊目の百鬼園随筆文集。18篇を収録。
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朝食は寝てゐるから食べられない。昼は食べようと思ひながら忘れることが多い。どうかすると、食事は一日一囘といふことになりますな。といつて、食慾がないわけではなく、大いに食ひ意地は張つてゐる。つまり、空腹の状態が好きなのだ。食べることへの期待を楽しむわけですな。
(「夜明けの稲妻」より)
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◎Contents
柵の外
松笠島
花のない祝宴
カメレオン・ボナパルテ
「失敬申候へ共」
逆らつきよう
偶像破壊
雲のびんづら
仇敵慶應ボイ
身辺と秋筍
暗所恐怖
黄色い狸 お詫び状一束
風かをる
赤曼荼羅
病床通信
未だ沈まずや
海峡の浪
*
夜明けの稲妻[轉録]
正月の鹿鍋[轉録]
解説:平山三郎
「夜明けの稲妻」雑記
カバー:田村義也
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:旺文社文庫
□date of issue:1983年 初版
□size:15x11cm
□page:209
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ少破れ
三方薄ヤケ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
表題作「夜明けの稲妻」は、毎日新聞に掲載された、喜寿を迎えた百閒先生への取材記事。門柱に「春夏秋冬 日没閉門」、玄関に「面会謝絶」と貼り出して、自由気ままに暮らす日々を飄然と語っている。
最晩年に刊行された、31冊目の百鬼園随筆文集。18篇を収録。
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朝食は寝てゐるから食べられない。昼は食べようと思ひながら忘れることが多い。どうかすると、食事は一日一囘といふことになりますな。といつて、食慾がないわけではなく、大いに食ひ意地は張つてゐる。つまり、空腹の状態が好きなのだ。食べることへの期待を楽しむわけですな。
(「夜明けの稲妻」より)
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◎Contents
柵の外
松笠島
花のない祝宴
カメレオン・ボナパルテ
「失敬申候へ共」
逆らつきよう
偶像破壊
雲のびんづら
仇敵慶應ボイ
身辺と秋筍
暗所恐怖
黄色い狸 お詫び状一束
風かをる
赤曼荼羅
病床通信
未だ沈まずや
海峡の浪
*
夜明けの稲妻[轉録]
正月の鹿鍋[轉録]
解説:平山三郎
「夜明けの稲妻」雑記
カバー:田村義也
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:旺文社文庫
□date of issue:1983年 初版
□size:15x11cm
□page:209
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ少破れ
三方薄ヤケ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663