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うまいもの(多田鐵之助 著)
食の雑誌『たべある記』を主宰し、新聞・ラジオ・テレビ等でも活躍していた食味評論家・多田鐵之助が、東京の百数十店の「うまいもの屋」を紹介。近代漫画の始祖・北澤楽天の門下生である小川武が、味のある挿絵を添えている。
料理界に幅広い人脈をもつ著者が、名店の裏事情などをまじえて、自在の筆をふるう。単なる名店ガイドにとどまらない、読み応えのある随筆となっている。
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私がここに言おうとする「今半」は国際劇場手前の左側の三階建の本建築の「今半」である。
「今半」の主人公は高岡元一氏であるが、彼も学校を出て数十年の間親の家を受継いで、相当月謝を払って道楽もしたせいか、世の中の動きもよく知っているし、いわば「すいも甘いも噛み分けた人」と言うべく、それに頭の良さと商売熱心で浅草の店は繁盛しておる。
(牛肉すき焼「今半」より)
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◎Contents
各種料理の要説
社交と食味
常盤家
フランス菓子 柏水堂
銀座の山下
日本一の水たき 玄海
中華料理 福新楼
洋菓子 コロンバン
天ぷら 花村
牛肉すき焼 今半
巻狩焼 ゑびす
長崎料理と日本料理 双葉荘
日本料理 翠芳園
河豚料理 新田
蒲鉾 和田安
鰻の老舗 高嶋屋
ぼっか 伊勢定
鳥料理 平の
高級かきもち 一楽堂
甘味 多門
精進料理 角正
フランス料理 スコット
渋谷 二葉亭
洋食 なかまつ
資生堂
割烹 やまだ
蕎麦 砂場
トンカツ ボントン
洋食 センターグリル
お座敷洋食 からす亭
くすのき屋
京樽 ほか
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:現代思潮社
□date of issue:1954年 初版
□size:18.7x13.5cm
□page:302
□condition:経年なり・可 カバーヤケスレ汚れ傷み
背破れ 三方ヤケ 経年シミ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
料理界に幅広い人脈をもつ著者が、名店の裏事情などをまじえて、自在の筆をふるう。単なる名店ガイドにとどまらない、読み応えのある随筆となっている。
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私がここに言おうとする「今半」は国際劇場手前の左側の三階建の本建築の「今半」である。
「今半」の主人公は高岡元一氏であるが、彼も学校を出て数十年の間親の家を受継いで、相当月謝を払って道楽もしたせいか、世の中の動きもよく知っているし、いわば「すいも甘いも噛み分けた人」と言うべく、それに頭の良さと商売熱心で浅草の店は繁盛しておる。
(牛肉すき焼「今半」より)
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◎Contents
各種料理の要説
社交と食味
常盤家
フランス菓子 柏水堂
銀座の山下
日本一の水たき 玄海
中華料理 福新楼
洋菓子 コロンバン
天ぷら 花村
牛肉すき焼 今半
巻狩焼 ゑびす
長崎料理と日本料理 双葉荘
日本料理 翠芳園
河豚料理 新田
蒲鉾 和田安
鰻の老舗 高嶋屋
ぼっか 伊勢定
鳥料理 平の
高級かきもち 一楽堂
甘味 多門
精進料理 角正
フランス料理 スコット
渋谷 二葉亭
洋食 なかまつ
資生堂
割烹 やまだ
蕎麦 砂場
トンカツ ボントン
洋食 センターグリル
お座敷洋食 からす亭
くすのき屋
京樽 ほか
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:現代思潮社
□date of issue:1954年 初版
□size:18.7x13.5cm
□page:302
□condition:経年なり・可 カバーヤケスレ汚れ傷み
背破れ 三方ヤケ 経年シミ
» 随筆・エッセイ
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