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こけし - 美と系譜(鹿間時夫・中屋惣舜 著、塚原拓哉 写真)

こけし - 美と系譜(鹿間時夫・中屋惣舜 著、塚原拓哉 写真)
伝統こけしのバイブルともいわれる名著『こけし辞典』の編者としても知られる、こけし研究家・鹿間時夫と中屋惣舜による共著。

第二次こけしブームの最中に刊行されたもので、こけし界のさらなる隆盛に向けて、名だたる蒐集家たちが秘蔵のコレクションを提供。佐藤丑蔵らの名工たちの協力も得て、コンパクトながら充実した編集となった。

前半はカラー・モノクロ写真を満載し、後半は文章でしっかりと説明する二部構成となっている。

ちなみに写真の塚原拓哉は、本書刊行の後、欧州に招聘され、ポーランド芸術写真家名誉会員となるなど国際的に活躍した。
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こけしの専門書や入門書、ガイドブックは実に多い。こけし人口も多くなった。私たちは本書を世に送るに当たって、従来にない企画をたて、新しいやり方をすることにした。
こけしとは何か、その生まれ出ずる過程、人形としての性質、系統的内容、こけしの伝統、工人の師弟関係、血縁関係、型とは何か、伝統の発生、造形と描彩、年代的変化、こけし美の鑑賞などについて、図版を主体にした本にすることにした。

(「刊行に際して」より)
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◎Contents
Ⅰ 風土
  こけし部屋
  こけしの故郷
  制作工程
  性質外観
Ⅱ 系統
  系統別こけし
  系統別描彩
Ⅲ 伝統
  師弟関係
  血縁関係
Ⅳ 変異
  血縁関係
  型
  木地挽と描彩
Ⅴ 変遷
  原作と写し
  年代変化
  研究と鑑賞
  生活の中のこけし
▶︎本文
1 はじめに
2 歴史
3 分布
4 鑑賞
図版説明
こけし産地略図
こけし工人表
主要参考文献

絶版または版元品切れ
ハードカバー 函
□publisher:社会思想社
□date of issue:1973年5刷(1966年 初版)
□size:18.5×16.7cm
□page:237
□condition:経年なり・普通 函ヤケスレ汚れ傷み 背ヤケ退色
後ろ見返し小破れ ※本体は比較的良好な状態です

» 工芸・クラフト
https://narda.thebase.in/categories/1329267
¥3,200 SOLD OUT

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