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季刊 食食食:あさめし ひるめし ばんめし - 1974年冬【創刊号】

季刊 食食食:あさめし ひるめし ばんめし - 1974年冬【創刊号】
「食通」を気取らない「くいしん坊の雑誌」と銘打って、1974年に元毎日新聞記者の佐々木芳人によって創刊された季刊誌。7号からは文芸評論家・大河内昭爾が編集を受け継ぎ、45号まで刊行された。

小島政二郎、中山千夏、桐島洋子、開高健、増田れい子 —— 佐々木・大河内 両編集長の幅広い人脈をいかして充実した執筆陣が集められ、毎回、健筆を競い合った。
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きょうは、買いものをするいとまもなく一日がたってしまった。でも、かねて用意のぎょうざがある。ひまな日曜の夜にこしらえておいたもので、冷凍庫に入れてある。熱湯でゆがき、千切りしょうがをたっぷりそえた醤油で食べる。
事件が片づいて、深夜、亭主とともに若い記者諸君がなだれこんで来たようなときもこの水ぎょうざがモノをいう。はしを置いて古亭主が「あぁうまかった」とひとりごちる。(略)
新聞記者というのは、つくづくおナカのすく商売だなと思う。

(「ばんめし」増田れい子 より)
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◎Contents
▶︎あさめし …… 中山千夏
食いしん坊 …… 小島政二郎
パリの冬のおとずれ …… 仲沢紀雄
七面鳥 …… 薄井恭一
うちの元日 …… サトウサンペイ
おせち料理への思い …… 吉沢久子
お雑煮 …… 浅田峰子
添加物と人間の出会い …… 西丸震哉
文鳥が死んだ …… 和歌森玉枝
▶︎ひるめし …… 桐島洋子
私の好きな店
 中本 …… 古谷綱正
 南一 …… 東畑朝子
 屯 …… 奥山益朗
磯魚の味 …… 那須良輔
食にも譜あり …… 大山康晴
私の舌舌史・序説 …… 佐々木芳人
洋食や・だいどこ噺 …… 茂出木心護
“ほうとう”の味 …… 小林治雄
魚の水(ニヨクマム)はおいしい …… 開高健
▶︎ばんめし …… 増田れい子

絶版または版元品切れ
ソフトカバー
□publisher:みき書房
□date of issue:1974年
□size:21x15cm
□page:64
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ 開き癖折れ目
三方薄ヤケ

» 旅・料理
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