Item
京暮し(大村しげ 著、花森安治 挿画)
著者・大村しげは、1917年に京都祇園の仕出し料理店の長女として生まれ、1970年から京都の食べ物、暮らし、職人技などについての随筆を発表。その執筆を通じて、京ことばの「おばんざい」を全国に広めた。
『暮しの手帖』で1972年から二年半にわたって連載した文章をもとに、数十項目を書き足してまとめられた随筆集。あとがきに、著者の「京ことば」を愛し、本書に掲載されている連載時の挿画も手がけた花森安治への想いが綴られている。
------------------------
わたしは、花森さんにはついにお目にかからずじまいになりましたけれど、電話でのやさしいお声は、いつまでも耳に残っております。花森さんは、京ことばの文章をよしとして、それをそのまま載せてくださいました。そのうれしさを、わたしは忘れることができません。
わたしはつねづね、文章は自分のことばでつづるもんやと、信じておりましたので、わたしのことばとなりますと、それはやっぱり京ことばです。そのことを、花森さんはちゃんとわかってくださいました。そしてわたしの思いをだいじにしてくださいました。それがうれしかったのです。
(「あとがき」より)
------------------------
◎Contents
初春
寒もち、年賀状、ななぐさのおかいさん …
春
ばらずし、てまりうた、ゆきひら …
初夏
らっきょう漬け、目かくし、さんしょの実…
夏
おなすのまる煮き、扇子、ろくそく一丁 …
秋
栗ご飯、しば漬、紅鉢 …
冬
かぶら蒸し、じょたん、針山 …
絶版または版元品切れ(2010年に新装版刊行)
ハードカバー ダストカバー
□publisher:暮しの手帖社
□date of issue:1987年 初版
□size:18.8x13.5cm
□page:245
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
小口点茶シミ 裏見返しラベル剥がし跡
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
『暮しの手帖』で1972年から二年半にわたって連載した文章をもとに、数十項目を書き足してまとめられた随筆集。あとがきに、著者の「京ことば」を愛し、本書に掲載されている連載時の挿画も手がけた花森安治への想いが綴られている。
------------------------
わたしは、花森さんにはついにお目にかからずじまいになりましたけれど、電話でのやさしいお声は、いつまでも耳に残っております。花森さんは、京ことばの文章をよしとして、それをそのまま載せてくださいました。そのうれしさを、わたしは忘れることができません。
わたしはつねづね、文章は自分のことばでつづるもんやと、信じておりましたので、わたしのことばとなりますと、それはやっぱり京ことばです。そのことを、花森さんはちゃんとわかってくださいました。そしてわたしの思いをだいじにしてくださいました。それがうれしかったのです。
(「あとがき」より)
------------------------
◎Contents
初春
寒もち、年賀状、ななぐさのおかいさん …
春
ばらずし、てまりうた、ゆきひら …
初夏
らっきょう漬け、目かくし、さんしょの実…
夏
おなすのまる煮き、扇子、ろくそく一丁 …
秋
栗ご飯、しば漬、紅鉢 …
冬
かぶら蒸し、じょたん、針山 …
絶版または版元品切れ(2010年に新装版刊行)
ハードカバー ダストカバー
□publisher:暮しの手帖社
□date of issue:1987年 初版
□size:18.8x13.5cm
□page:245
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
小口点茶シミ 裏見返しラベル剥がし跡
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
