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冬の台所(はしり)- 京のくらしうた(大村しげ 著)

冬の台所(はしり)- 京のくらしうた(大村しげ 著)
著者・大村しげは、1917年に京都祇園の仕出し料理店の長女として生まれ、1970年から京都の食べ物、暮らし、職人技などについての随筆を発表。その執筆を通じて、京ことばの「おばんざい」を全国に広めた。

「京都新聞」ほかに掲載した原稿をまとめた随筆集。装幀、安達史人。装画・挿絵、高橋健二。

四季折々の京の暮らしの風景、味わいの奥深さを、京ことばを交えた自在の筆致で綴る。「私の会うた京の職人」と題した取材記事では、伝統の技を受け継ぐ職人の息づかいを伝えている。
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「人形づくりでいちばん肝心なことというと、やっぱり胴の線出しですな。土台がすっきりあがってなんだら、そら、なんぼ着せてもええ格好にはなりまへん」
こう話される杉山晴美さんは、お人形を作って三十年のお方である。二十五で人形司の杉山正一さんと結婚、初めのうちは、ご主人がお作りになる人形のきものの仕立てを手伝うてなさった。それが、数年後、ご主人の大病で「こら主人に頼るだけではどもならん、自分も人形を作ろう」と、大決心をしやはった。
(「京人形・杉山晴美さん」より)
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◎Contents
冬の台所(はしり)
京のくらしうた
 松の内、はつうま、おひなさん …
京の菓子ごよみ
京のひと・京のとき・京のところ
私の会うた京の職人さん
 だみ師、京人形、張りかご …
京・きのうきょう
秋の京の庭
残り火 ほか

絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:冬樹社
□date of issue:1984年 5刷(1980年 初版)
□size:19.5x13.5cm
□page:230
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ

» 随筆・エッセイ
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