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日本の名随筆 36「装」(佐多稲子 編)
1982年10月から毎月1巻ずつ刊行され、16年間8ヵ月かけて全200巻(本巻100巻・別巻100巻)を完結。お気に入りの随筆作家を探すにあたって、これ以上ないアンソロジー。装幀、菊池信義。
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青年の時は、だれでもつまらないことに熱情をもつものだ。
その頃、地方の或る高等学校に居た私は、毎年初夏の季節になると、きまつて一つの熱情にとりつかれた。それは何でもないつまらぬことで、或る私の好きな夏帽子を、被つてみたいといふ願ひである。
(「夏帽子」萩原朔太郎 より)
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◎Contents
江間章子:印度の少女(巻頭詩)
中村汀女:おしゃれの年輪
増田れい子:ゆかたの夢
河野多恵子:お揃い
津島佑子:半袖に半ズボン
森田たま:襦袢の袖
泉鏡花:当世女装一斑
木山捷平:母が形見の帯
小堀杏奴:朽葉色のショール
萩原朔太郎:夏帽子
森茉莉:頸飾りと私
白州正子:装束について
福永武彦:紫の背広
植草甚一:外套
開高健:インディゴ・ブルーの秀作、ジーンズ
佐多稲子:わがおもいの道づれ ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー 函
□publisher:作品社
□date of issue:1985年 初版
□size:18.6x13.2cm
□page:255
□condition:経年なり・普通 ページ端折れ
函ヤケスレ汚れ小切れ当たり跡
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
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青年の時は、だれでもつまらないことに熱情をもつものだ。
その頃、地方の或る高等学校に居た私は、毎年初夏の季節になると、きまつて一つの熱情にとりつかれた。それは何でもないつまらぬことで、或る私の好きな夏帽子を、被つてみたいといふ願ひである。
(「夏帽子」萩原朔太郎 より)
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◎Contents
江間章子:印度の少女(巻頭詩)
中村汀女:おしゃれの年輪
増田れい子:ゆかたの夢
河野多恵子:お揃い
津島佑子:半袖に半ズボン
森田たま:襦袢の袖
泉鏡花:当世女装一斑
木山捷平:母が形見の帯
小堀杏奴:朽葉色のショール
萩原朔太郎:夏帽子
森茉莉:頸飾りと私
白州正子:装束について
福永武彦:紫の背広
植草甚一:外套
開高健:インディゴ・ブルーの秀作、ジーンズ
佐多稲子:わがおもいの道づれ ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー 函
□publisher:作品社
□date of issue:1985年 初版
□size:18.6x13.2cm
□page:255
□condition:経年なり・普通 ページ端折れ
函ヤケスレ汚れ小切れ当たり跡
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
