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ミステリー食事学(日影丈吉 著、渡辺東 装幀・装画)
推理小説の名手・日影丈吉による料理エッセイ集。『ミステリーマガジン』での連載に他誌掲載分を加えて刊行された単行本『味覚幻想』(1974年刊)を改題・再編集した文庫版。
クリスティのミス・マープル探偵シリーズ作中での牡蠣料理に毒薬を忍ばせる場面、メグレ警部に夫人が供した家庭料理のレシピなど、美味に関するエピソードをふんだんに盛り込み、書き綴ったエッセイのフルコース。渡辺東による装画が、幻想的な妙味を添えている。
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著者は、江戸川乱歩が「奇妙な味」と激賞した処女作「かむなぎうた」以来、異色な推理作家としてつとに知られているが、著名な料理人を育てたフランス料理の大家という貌も持つ。この両面が、連想のおもむくまま発揮されるというのだから、どちらのファンにも見おとせないだろうし、文字通り「奇妙な味」が堪能できよう。
(カバー折り返し紹介文より)
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◎Contents
Ⅰ女性と犯罪
女と毒薬、凶器としての食品 ほか
Ⅱ男性と料理
男の味蕾、料理哲学、人類は餓死寸前 ほか
Ⅲへんな食品考
食べない食べ物、血液幻想、悪魔の響宴 ほか
Ⅳミステリー風土記
推理小説の本場、料理技術の本場 ほか
Ⅴミステリーの季節
炉辺の名探偵、霊魂よどこへ行く ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:現代教養文庫
□date of issue:1987年 10刷(1981年 初版)
□size:14.8x10.5cm
□page:275
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み
最終ページ角折れ P58-59 薄シミ(写真7枚目)
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
クリスティのミス・マープル探偵シリーズ作中での牡蠣料理に毒薬を忍ばせる場面、メグレ警部に夫人が供した家庭料理のレシピなど、美味に関するエピソードをふんだんに盛り込み、書き綴ったエッセイのフルコース。渡辺東による装画が、幻想的な妙味を添えている。
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著者は、江戸川乱歩が「奇妙な味」と激賞した処女作「かむなぎうた」以来、異色な推理作家としてつとに知られているが、著名な料理人を育てたフランス料理の大家という貌も持つ。この両面が、連想のおもむくまま発揮されるというのだから、どちらのファンにも見おとせないだろうし、文字通り「奇妙な味」が堪能できよう。
(カバー折り返し紹介文より)
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◎Contents
Ⅰ女性と犯罪
女と毒薬、凶器としての食品 ほか
Ⅱ男性と料理
男の味蕾、料理哲学、人類は餓死寸前 ほか
Ⅲへんな食品考
食べない食べ物、血液幻想、悪魔の響宴 ほか
Ⅳミステリー風土記
推理小説の本場、料理技術の本場 ほか
Ⅴミステリーの季節
炉辺の名探偵、霊魂よどこへ行く ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:現代教養文庫
□date of issue:1987年 10刷(1981年 初版)
□size:14.8x10.5cm
□page:275
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み
最終ページ角折れ P58-59 薄シミ(写真7枚目)
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
