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あまカラ - No.36 1954年 8月号 ★難あり

あまカラ - No.36 1954年 8月号 ★難あり
『あまカラ』は、1951年から1968年まで刊行された菓子舗「鶴屋八幡」のPR誌。B6横づかいの瀟洒な装本、文人・著名人による食の随筆が人気を呼び、『銀座百点』などの先駆けとなりました。

一枚絵になっている表紙・裏表紙、別刷りの小片カラー広告、鹿せんべい屋のモノクロ写真など、目にも楽しい。創刊3年目のこの号では、本文が旧字旧仮名遣いで綴られています。
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この二三年、初夏がやつて來るとあの美しい夏鹿を何とか写眞にしてみたいと奈良公園にせつせと通つているが、未だ傑作が出来ないのが殘念である。
標準レンズではとても手におえぬので、大型のレフに望遠をつけて狙つていると、今度はアンチヤン風の男がやつてきて『シヤツター料をよこせ』とおどすので、私にとつて鹿は中々の難物だが、諦めるには余りにも美しい被寫体である。
(玩物喪志 [23] 鹿せんべい・葛西宗誠 より)
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◎Contents
僕の味覚(武者小路実篤)
食ひしん坊 [33](小島政二郎)
下凡(水原秋桜子)
あまい半日(秋山安三郎)
玩物喪志 [23] 鹿せんべい(葛西宗誠)
エーゲ海の鯛(河相達夫)
巴里を食べる [3](福島慶子)
続龍動食譜 [6](和気津次郎)
私の朝めし(菅原通済)
美々卯の雨(安藤鶴夫)
山樵亭夜話 [4](中井浩水)
ロッパ食談 [18](古川緑波)
味覺極樂(道重信教、子母澤寛)
あまカラ通信

絶版または版元品切れ
ソフトカバー 
□publisher:甘辛社
□date of issue:1954年
□size:18.6x12.5cm
□page:42
□condition:経年なり・可 ヤケスレ汚れ傷み
表紙見返しにテープ補修(写真3枚目)

» 雑誌・ムック・小冊子
https://narda.thebase.in/categories/1608327
¥500 SOLD OUT

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