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旅は道づれガンダーラ(高峰秀子 松山善三 著・写真・挿絵)
高峰秀子、松山善三夫妻が交互に書くという形式の旅行エッセイ。アフガニスタン・パキスタンを訪れた際の体験が、見たまま感じたままに、いきいきと綴られています。
二人旅ではなく、作家の井上靖を団長に、日本・パキスタン協会理事の西山三千樹、国立民族学博物館教授の加藤九祚らのシルクロード視察団への随行録。高峰秀子は、井上靖らの高齢者が行くというので、身の回りの面倒を見なければ、という思いから同行したそうです。
松山善三の関心は、もっぱら遺跡へ。高峰秀子の方は、砂漠や、そこで生きる人々、食べ物などへ……。それぞれの視点の違いが重なりあい、旅のようすを立体的に見せてくれます。夫婦が写した写真、高峰秀子の手によるイラストも掲載。この本の好評を受けて、80年代に、二人の旅エッセイ『旅は道づれツタンカーメン』、『旅は道づれアロハ・オエ』、『旅は道づれ雪月花』が刊行されています。
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「今度の旅行はいかがでした?」と聞かれれば、私はためらわず「最高でした」と答えるだろう。けれど、なにがどう最高だったかを説明するのは私にはとてもむずかしい。それにちょっぴり照れる。ものごとには説明のできない部分もあるのではないかしら?だから私は、本当は、この本のタイトルを「説明のできない旅」としたかったのです。
(高峰秀子による「あとがき」より)
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー ビニールカバー
□publisher:潮出版社
□date of issue:1979年 初版
□size:19.2x15.5cm
□page:238
□condition:経年なり・普通 ヤケスレシミ ビニールカバー小切れ
» 旅・料理
https://narda.thebase.in/categories/1326671
二人旅ではなく、作家の井上靖を団長に、日本・パキスタン協会理事の西山三千樹、国立民族学博物館教授の加藤九祚らのシルクロード視察団への随行録。高峰秀子は、井上靖らの高齢者が行くというので、身の回りの面倒を見なければ、という思いから同行したそうです。
松山善三の関心は、もっぱら遺跡へ。高峰秀子の方は、砂漠や、そこで生きる人々、食べ物などへ……。それぞれの視点の違いが重なりあい、旅のようすを立体的に見せてくれます。夫婦が写した写真、高峰秀子の手によるイラストも掲載。この本の好評を受けて、80年代に、二人の旅エッセイ『旅は道づれツタンカーメン』、『旅は道づれアロハ・オエ』、『旅は道づれ雪月花』が刊行されています。
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「今度の旅行はいかがでした?」と聞かれれば、私はためらわず「最高でした」と答えるだろう。けれど、なにがどう最高だったかを説明するのは私にはとてもむずかしい。それにちょっぴり照れる。ものごとには説明のできない部分もあるのではないかしら?だから私は、本当は、この本のタイトルを「説明のできない旅」としたかったのです。
(高峰秀子による「あとがき」より)
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー ビニールカバー
□publisher:潮出版社
□date of issue:1979年 初版
□size:19.2x15.5cm
□page:238
□condition:経年なり・普通 ヤケスレシミ ビニールカバー小切れ
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