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カメラ世界散歩(戸塚文子 著・写真)
1948年にJTB発行の雑誌『旅』の女性初の編集長となり、退社後、60年代に世界各地を旅してエッセイストとして活躍した、戸塚文子(1913-1997)。
本書は、JTBを退社し、フリーのエッセイストとなった年に出版されたもの。著者自ら撮影した3000枚以上のスナップから精選編集。独特な「ものごとの見方」を感じるアングルで切り取られた写真が新鮮です。巻末には「世界散歩」のなかで綴られた10篇のエッセイが収録されています。
古いSF映画のような、不思議な空気感をまとった表紙カバーの写真は、アメリカ・フィラデルフィア郊外のハイウェイで撮られた一枚。巻頭に掲載されている、愛用のキャノンを手にしたセルフポートレートも素敵です。
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外国を歩いていて、よく私は錯覚におちいった。いつの間にか、日本を旅しているような気になっているのである。街でも村でも、私はよく異境を喪失した。それほど人間の暮しは、似ているのである。
(巻末エッセイ「人類は一つ」より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:実業之日本社
□date of issue:1961年 初版
□size:18.2x13cm
□page:130
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み 奥付ページに持ち主署名
» 旅・料理
https://narda.thebase.in/categories/1326671
本書は、JTBを退社し、フリーのエッセイストとなった年に出版されたもの。著者自ら撮影した3000枚以上のスナップから精選編集。独特な「ものごとの見方」を感じるアングルで切り取られた写真が新鮮です。巻末には「世界散歩」のなかで綴られた10篇のエッセイが収録されています。
古いSF映画のような、不思議な空気感をまとった表紙カバーの写真は、アメリカ・フィラデルフィア郊外のハイウェイで撮られた一枚。巻頭に掲載されている、愛用のキャノンを手にしたセルフポートレートも素敵です。
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外国を歩いていて、よく私は錯覚におちいった。いつの間にか、日本を旅しているような気になっているのである。街でも村でも、私はよく異境を喪失した。それほど人間の暮しは、似ているのである。
(巻末エッセイ「人類は一つ」より)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:実業之日本社
□date of issue:1961年 初版
□size:18.2x13cm
□page:130
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷み 奥付ページに持ち主署名
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