Item
詩集 20の詩と鎮魂歌(中江俊夫 著、谷川俊太郎 跋文)- 現代詩人双書8
1950年代に詩誌『櫂』『荒地』に参加し、形而上的な叙情詩の騎手として、新たな詩的地平を開いた中江俊夫の第三詩集。第4回中部日本詩賞受賞。
── 彼はスポーツカーを操るように、正確に、仮借なくその能力ぎりぎりまでことばを扱う。ことばが詩人以下でも、詩人以上でもないということが、彼の詩を曖昧から遠ざけている。
(谷川俊太郎 跋文より)
----------------------
夜の中で、その手を僕の右胸のうえにのせられる。その手が左の胸のうえに、僕の心臓のうえに、のせられたら、やがて死ぬだろう。
その手は彼女の手、僕の恋人の手、妻になったものの手。
(「夜のなかで」より)
----------------------
◎Contents
森へ行く
星のための家
夜のなかで
洋裁師
ことば
新年─1961─
わが宇宙
今日のことば
やさしいことば
ろくろ首
一通行人
断片
わが銀河系
山
部屋
無題
大きな不恰好な穴
繰返す
?
転換する部屋
鎮魂歌
*
un croquis(谷川俊太郎)
装幀:古橋矢須秀
絶版または版元品切れ
ハードカバー ビニールカバー
□publisher:思潮社
□date of issue:1963年 初版
□size:19.2x13.5cm
□page:94
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み
ビニールカバー キレ
扉ページ シミ(写真2枚目) 小口点茶シミ
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
── 彼はスポーツカーを操るように、正確に、仮借なくその能力ぎりぎりまでことばを扱う。ことばが詩人以下でも、詩人以上でもないということが、彼の詩を曖昧から遠ざけている。
(谷川俊太郎 跋文より)
----------------------
夜の中で、その手を僕の右胸のうえにのせられる。その手が左の胸のうえに、僕の心臓のうえに、のせられたら、やがて死ぬだろう。
その手は彼女の手、僕の恋人の手、妻になったものの手。
(「夜のなかで」より)
----------------------
◎Contents
森へ行く
星のための家
夜のなかで
洋裁師
ことば
新年─1961─
わが宇宙
今日のことば
やさしいことば
ろくろ首
一通行人
断片
わが銀河系
山
部屋
無題
大きな不恰好な穴
繰返す
?
転換する部屋
鎮魂歌
*
un croquis(谷川俊太郎)
装幀:古橋矢須秀
絶版または版元品切れ
ハードカバー ビニールカバー
□publisher:思潮社
□date of issue:1963年 初版
□size:19.2x13.5cm
□page:94
□condition:経年なり・普通 表紙ヤケスレ汚れ傷み
ビニールカバー キレ
扉ページ シミ(写真2枚目) 小口点茶シミ
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
