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詩集 マニエリスムの人魚(新藤千恵 著)
三好達治に師事した、詩誌「歴程」の同人・新藤千恵の第二詩集。
1959年に刊行された第一詩集『現存』につづく十数年間に綴られた29篇を収録。
大岡信が15ページに及ぶ詩人論を寄せており、〈「在る」ことよりは「成る」ことにたえず魅せられている魂の軌跡を、新藤千恵は詩の形で定着しようとしている〉と記している。
装幀:山口勝弘
解説:大岡信「新藤千恵の詩」
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苦悩の海にあざなわれた楽天の
窮極から舞ってくる螺旋の踊り手よ
その解きがたい魅惑を踊りぬけ そして
解きながら返せ 海を海へ 空を空へ
(「マニエリスムの人魚」より)
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◎Contents
コップと海
不正のカタログ
氷と炎の歌
黒・薔薇・金
クレーンの空
アパッショナタ
メタフィジックの扇
扇のノクチュルヌ
変形
石の夢
鹿の変幻
宙吊りのヴィジョン
架空の坑道で
マ・コロンブ
宝石のデザイン
雷の花
心はアラフラの海
疾風のマニフェスト
バロック風の二つの四行詩
網打ち
硝子切りの詩
マニエリスムの人魚
ト字記号の薔薇の花
レヨナン様式の薔薇の花
夜明けの通過
アラベスク
潮風の見たもの
ゴルゴンへ・愛と告別
植物相・断片
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:山梨シルクセンター出版部
□date of issue:1972年 初版
□size:22.5x14.8cm
□page:93
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背ヤケ
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
1959年に刊行された第一詩集『現存』につづく十数年間に綴られた29篇を収録。
大岡信が15ページに及ぶ詩人論を寄せており、〈「在る」ことよりは「成る」ことにたえず魅せられている魂の軌跡を、新藤千恵は詩の形で定着しようとしている〉と記している。
装幀:山口勝弘
解説:大岡信「新藤千恵の詩」
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苦悩の海にあざなわれた楽天の
窮極から舞ってくる螺旋の踊り手よ
その解きがたい魅惑を踊りぬけ そして
解きながら返せ 海を海へ 空を空へ
(「マニエリスムの人魚」より)
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◎Contents
コップと海
不正のカタログ
氷と炎の歌
黒・薔薇・金
クレーンの空
アパッショナタ
メタフィジックの扇
扇のノクチュルヌ
変形
石の夢
鹿の変幻
宙吊りのヴィジョン
架空の坑道で
マ・コロンブ
宝石のデザイン
雷の花
心はアラフラの海
疾風のマニフェスト
バロック風の二つの四行詩
網打ち
硝子切りの詩
マニエリスムの人魚
ト字記号の薔薇の花
レヨナン様式の薔薇の花
夜明けの通過
アラベスク
潮風の見たもの
ゴルゴンへ・愛と告別
植物相・断片
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:山梨シルクセンター出版部
□date of issue:1972年 初版
□size:22.5x14.8cm
□page:93
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ 背ヤケ
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
