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娼婦たちの暦(津村節子 著)

娼婦たちの暦(津村節子 著)
『危険な毒花』で知られる写真家・常盤とよ子の案内で、横浜の外人相手の私娼に取材して書かれた「チャブ屋のお七」をはじめ、悲惨な女たちへのレクイエムを、やさしい目で歌いあげた珠玉の短篇集。

その町の位置や成り立ちからも、それに即応した娼婦たちが、自生する茸のように生まれている。そうした娼婦たちを書きながら、私は逆にその時代を見るようになった。(「あとがき」より)
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常盤さんの話では、お七さんというのはもう七十六歳になるのに、長い髪を赤毛に染め、サテンのガウンなどを着て外を歩いたりするので、人々は狂人扱いしているが、気がよくて、頭もなかなかはっきりしているということである。
私は、期待を抱きすぎると失望が大きいので、あまり期待すまいと思いながらも、いつの間にかお七さんに対する興味は抑えかねるほどふくらんできていた。

(「チャブ屋のお七」より) 
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◎Contents
相川心中
チャブ屋のお七
キセル貝
金魚鉢
春の哀れ
乾いた花
夜の水槽

カバー:村上昴

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社文庫
□date of issue:1988年 初版
□size:15x10.5cm
□page:268
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
★裏表紙見返しに黒マジックで1cm四方くらの塗り跡あり

» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
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