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マイナス50℃の世界(米原万里 著、山本皓一 写真)

マイナス50℃の世界(米原万里 著、山本皓一 写真)
☆2025.1.15 再掲
1984年〜85年にTBS取材班が極寒のシベリアを横断。その取材にロシア語通訳として同行した文筆家の米原万里が、見たまま、感じたままに綴るルポタージュ。

「世界で一番寒い国」の人々の暮らしを描き出す、カラー・モノクロ図版多数収録。
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厳しい自然条件に見事に適応しながらたくましく生活するヤクートの人々。トイレには屋根がなく、窓は三重窓。冬には、気温がマイナス50℃まで下がるので、釣った魚は10秒でコチコチに凍ってしまう。世界でもっとも寒い土地であるシベリア。
ロシア語通訳者として、真冬の横断取材に同行した著者は、鋭い観察眼とユニークな視点で様々なオドロキを発見していく。取材に参加した山本皓一と椎名誠による写真と解説もたっぷり収められたレポート。米原万里の処女作文庫化。

(カバー裏 紹介文より)
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◎Contents
▶︎1章 本日は好天。外はマイナス21度℃
 ここは北極よりも寒い国
 冷凍庫で試験済みの防寒着でも……
 大黒屋光太夫のあとを追って
▶︎2章 凍土のめぐみ
 居住霧とたった四時間の太陽
 かたむいた家のナゾ
 スカートをはいたビル
 真冬の方が交通が便利?
 天然の“冷凍庫” “地下貯水池”
 夏は大水路、冬は天然の橋
 つり上げ、十秒で“冷凍”
 すべらない氷──真冬の車はチェーンなし
▶︎3章 ヤクートでディナーを
 飛行機の三つの大敵
 凍傷の恐ろしさ──金属は皮ふに“食いつく”
 大切なヤクート馬
 短い夏に、冬の干し草を確保
 アトラソフ家をたずねて──三重窓の木造平屋
 村をきりもりする女たち──“遊牧民”の伝統か?
 遊牧民の食卓
▶︎4章 さいはてのさらにはて
 ビニール、プラスチックはここでは使えない
 寒極があるのはなぜ?
 ヤクート族の故郷は常夏の国
 住めば都、寒くないと「ガマンできない」
▶︎5章 酷寒の真実
 座右の書
 思い出に残るごちそう──イルクーツクの和食もどき
 酷寒の真実
解説:椎名誠

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:角川ソフィア文庫
□date of issue:2012年 初版
□size:15x10.6cm
□page:126
□condition:経年なり・良好

» 評伝・ノンフィクション
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