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ベルギー・愛の滞在(松任谷國子 著・画)- 新書館フォアレディース81
60年代〜80年代に、女性向けの詩集、小説、エッセイなどを、スクエアな判型のしゃれたブックデザインで発行していた「新書館フォアレディース」シリーズより。
著者・松任谷國子は、60年代にテレビタレント・画家としてキャリアをスタートし、70年代以降はイタリア、ベルギー、アメリカへ渡り画業を深めた。
本書は、自ら「第二の故郷」と呼ぶベルギー滞在時の日記風エッセイ。手書きのテキスト、イラスト、写真で構成され、著者と思われる日本人女性マーヤ、恋人のトントン、男ともだちのレミたちと過ごした、愛と傷心の日々を綴っている。
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10月21日
レミとわたし。アトリエに居た。
とうとう、トントンに、会わなかった。
“小さい時から、久しぶりの感動だよマーヤ”
バッハの平均律をきいていた。
“目を開いて、レミを覚えて”
絵の中の少女が、深い息をした。
(略)
ときがながれて、いま、
わたしは、また、ひとりぼっち。
(「本文」より)
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絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新書館
□date of issue:1976年 初版
□size:17x15.5cm
□page:127
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
裏見返しラベル剥がし跡 小口点茶シミ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
著者・松任谷國子は、60年代にテレビタレント・画家としてキャリアをスタートし、70年代以降はイタリア、ベルギー、アメリカへ渡り画業を深めた。
本書は、自ら「第二の故郷」と呼ぶベルギー滞在時の日記風エッセイ。手書きのテキスト、イラスト、写真で構成され、著者と思われる日本人女性マーヤ、恋人のトントン、男ともだちのレミたちと過ごした、愛と傷心の日々を綴っている。
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10月21日
レミとわたし。アトリエに居た。
とうとう、トントンに、会わなかった。
“小さい時から、久しぶりの感動だよマーヤ”
バッハの平均律をきいていた。
“目を開いて、レミを覚えて”
絵の中の少女が、深い息をした。
(略)
ときがながれて、いま、
わたしは、また、ひとりぼっち。
(「本文」より)
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絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新書館
□date of issue:1976年 初版
□size:17x15.5cm
□page:127
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
裏見返しラベル剥がし跡 小口点茶シミ
» 随筆・エッセイ
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