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私の軽井沢物語(朝吹登水子 著)
大正時代から昭和初期にかけて、軽井沢の別荘で過ごした少女期の夏の日々の思い出を、みずみずしい文章で綴ったエッセイ集。
白い日傘の夫人、夏服の外国人の子どもたち、ガーデン・パーティ、乗馬やテニスに興じる人々…。美しい幻のような、戦前の避暑地の光景を今に伝える写真が多数掲載されている。
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別荘の人たちの子弟は、バイオリンやピアノを弾き、独唱をする人が多かった。小野アンナ夫人は優れたバイオリニストであり、毎夏を軽井沢で過ごしておられた。アンナは帝政ロシアの銀行家の娘で、動物学者小野俊一氏の夫人である。
俊一氏の弟の小野英輔氏のことを、妹の寿満子さんが「自分の兄ながら大変な美男よ」とおっしゃったことがあったが、そのお嬢さんが、かのジョン・レノン夫人オノ・ヨーコである。
(「樅の木の下のパーティ」より)
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◎Contents
1. 大正期の軽井沢
2. 樅の木の下のパーティ
3. 町で
4. テニス・プレーヤーたち
5. 心の青あざ
6. 疎開 厳寒の軽井沢
7. 平和再び
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1989年 4刷(1985年 初版)
□size:15.5x20.5cm
□page:246
□condition:経年なり・普通 カバースレヨレ 破れ補修
ページ角少折れ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
白い日傘の夫人、夏服の外国人の子どもたち、ガーデン・パーティ、乗馬やテニスに興じる人々…。美しい幻のような、戦前の避暑地の光景を今に伝える写真が多数掲載されている。
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別荘の人たちの子弟は、バイオリンやピアノを弾き、独唱をする人が多かった。小野アンナ夫人は優れたバイオリニストであり、毎夏を軽井沢で過ごしておられた。アンナは帝政ロシアの銀行家の娘で、動物学者小野俊一氏の夫人である。
俊一氏の弟の小野英輔氏のことを、妹の寿満子さんが「自分の兄ながら大変な美男よ」とおっしゃったことがあったが、そのお嬢さんが、かのジョン・レノン夫人オノ・ヨーコである。
(「樅の木の下のパーティ」より)
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◎Contents
1. 大正期の軽井沢
2. 樅の木の下のパーティ
3. 町で
4. テニス・プレーヤーたち
5. 心の青あざ
6. 疎開 厳寒の軽井沢
7. 平和再び
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:文化出版局
□date of issue:1989年 4刷(1985年 初版)
□size:15.5x20.5cm
□page:246
□condition:経年なり・普通 カバースレヨレ 破れ補修
ページ角少折れ
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