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私の作ったお惣菜(宇野千代 著)

私の作ったお惣菜(宇野千代 著)
若い頃、東京の銀座でお弁当屋さんをやりたかったほどの料理好きだった宇野千代が、自ら作り続けてきたお惣菜と、80余年の人生のエピソードを思い浮かぶままに語り起こした晩年のエッセイ集。

故郷・岩国で過ごした少女期の思い出、昭和初期に東郷青児と暮した日々、作家・平林たい子との交流などを織り込みながら、30品目以上の料理の作り方を紹介している。
カラー写真、多数収録。
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それにしましても、パリーで生活しておりました間中、東郷青児がライス・カレーばかり食べていました筈が、どうしてあるでしょうか。では、どうして、私と一緒になりましてから後の東郷が、今日もライス・カレー、明日もライス・カレーにばかりなったのでございましょうか。
それは一途に、私が腕によりをかけて、そのライス・カレーにつける薬味を、新しく考え出した、その私の腕前にあったのではないでしょうか。

(「私のカレー・ライス」より)
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◎Contents
岩国鮨
大平
鯛そうめん
白菜の胡麻和え
ぎせい豆腐
自家製かますの乾物
岩国蓮の煮〆
茶粥
春雨と椎茸の蟹のスープ
私のカレー・ライス
新じゃがの薄切りサラダ
あなごのバター焼き
蒲鉾と胡瓜のマヨネーズ和え
大根と牛肉の旨煮
黒大豆焙烙煎りの醤油かけ
鰯の天ぷら
豆腐の食べ方と山椒味噌
林檎の白和え
芹の根っこのきんぴら
梅干入りのチャーハン
豚肉の大根おろし蒸し
白玉ずんだ
南瓜の唐揚げ
ちりめんじゃこあれこれ
極道すきやき
こんにゃくの田舎煮
枝豆豆腐
梅酢のシャーベット
ひじきのサラダ
盛夏の食卓に

ソフトカバー ダストカバー
□publisher:集英社文庫
□date of issue:1996年 2刷(1994年 初版)
□size:15x10.5cm
□page:214
□condition:経年なり・普通 カバー少汚れ上端ヨレ
経年シミ 小口点茶シミ

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
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