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男のだいどこ(荻昌弘 著)

男のだいどこ(荻昌弘 著)
映画評論家・荻昌弘が〝だいどこ〟に突入し、うまいものの作り方・味わい方に四苦八苦した一部始終をユーモラスに綴り、日頃見過ごしがちな「食べること」の本質に切り込んでいく。

1969年から1971年まで『別冊 文藝春秋』に連載された、十一篇の食味随筆。
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こういう単純な食ものや食いかたを、ひとつひとつ、他人様からおそわり、ぬすみ、いちばん簡単なところから、じわじわとたのしみのレパートリーをひろげてゆくこと。私のやり方はただそれだけである。
近ごろの醤油はマズくなった、と愚痴をこぼすと、かならずだれかが、「ああ、うちでは昆布の切れっ端をなげこんでおきます」とヒントをおしえてくださる。それをおぼえてきて、あとは昆布を日高のにするか利尻のにするか、そこはこちらの好みと工夫である。

(「君子、厨房に入る」より)
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◎Contents
君子、厨房に入る
酒、サカナ只今製造中
食い気いっぽう
つくっちゃァ、食い
女房料理の聖書群
ああら、食べすぎ、ふとりすぎ
食って勝つぞと勇ましく
鍋もの大全
私家版・ふるさとの味まつり
食もの列島
お食後はいかが?

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:文春文庫
□date of issue:1978年 3刷(1976年 初版)
□size:15.2x10.5cm
□page:215
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み
背ヤケ 三方ヤケ

» 随筆・エッセイ
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