Item

野生の食卓(甘糟幸子 著)

野生の食卓(甘糟幸子 著)
甘糟幸子は、早稲田大学在学中の1950年代から雑誌への執筆を行い、向田邦子らとフリーライター事務所「ガリーナクラブ」を設立。30代に入って植物に関するエッセイを書きはじめ、ナチュラリストの草分けのひとりとなった。

スローライフなどという流行語が生まれる前の70年代に、風光明媚な鎌倉の地に居を構え、野の花とふれあいながらエコロジカルな暮らしを楽しんでいた著者の日々がいきいきと綴られている。
カラー、モノクロ写真多数収録。写真、斎藤光治。
------------------------------
「食べられる野草」という小さな原稿を、新聞に書くようになってからは、お世話になった通信社のかたに、原稿の中でとりあげた野草を食べていただく会を開いたりいたしましたが、そのせいでしょうか、春のあいだの私の家の集まりは、“野草のパーティ”などと呼ばれるようになってしまいました。
“野草のパーティ”という言葉には、なにか野の草がパーティに集まるみたいに、いっせいに出そろってくる感じがして、私は気に入っています。

(「野草のパーティ」より)
------------------------------
◎Contents
私の谷戸・私の畑
花の下で
 私の七草
 日曜日の朝ご飯
 野草のパーティ
 春の名残のお弁当
 竹林のご馳走
 山ウドの香りを
 木の葉のおすしと冷し汁
 梅雨どきの献立
 夏の山菜
歩く世界
 歩く世界
 夢の林間学校
 竹の細工
 歩く旅・歩く時間
 夢の林間学校
 小さな壺と小さな花
 草の世界へ
 夏休みと花火
日々の野生
 秋の野の味
 火を使って
 自然薯堀り
 毒草の料理
 お餅つきからセリ摘みまで
 チャボの野生

絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:文化出版局
□date of issue:1978年 初版
□size:21.5x15.5cm
□page:229
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ
帯背ヤケ褪色 ページ折れ1カ所 小口点茶シミ

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
¥2,800

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※この商品は送料無料です。

通報する

関連商品

  • 黄金の針 - 女流評傳(室生犀星 著) 黄金の針 - 女流評傳(室生犀星 著) ¥2,200
  • 誰も教えてくれなかった ジャズの聴き方(水城雄 著) 誰も教えてくれなかった ジャズの聴き方(水城雄 著) ¥700
  • 詩の世界(高田敏子 著、若山憲 挿絵、石亀泰郎 写真)- ポプラブックス24 ★再入荷 詩の世界(高田敏子 著、若山憲 挿絵、石亀泰郎 写真)- ポプラブックス24 ★再入荷 ¥1,600

ショップの評価