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伝統こけしガイド(土橋慶三 監修)

伝統こけしガイド(土橋慶三 監修)
『こけし手帖』(東京こけし友の会刊)の編集人で、こけし研究の第一人者である土橋慶三・柴田長吉郎の責任編集による、伝統こけしのガイドブック。

巻頭カラーページには、名工50余名の昭和初期の古品を掲載。それに続く章では、300人近い出版当時の「現存工人」の詳細なデータが県別にまとめられている。

ひとりひとりの工人に付された「経歴」は、単なる資料であることを超えて、それぞれの人となりに触れた人物紹介となっており、読むほどに味わい深い。

後半ページには、こけしの基礎知識、蒐集・鑑賞の手引き、工人の系統図など充実した解説が付されており、こけしファン必携の基本書となっている。
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小椋久太郎

経歴:大正7年13歳の頃より、自家にて木地技術を習得。木地製品を作っては近在の温泉地を売り歩いた。昭和8年父久四郎の没後、家業を続けてこけしを製作している。梅鉢模様の前垂こけしで知られるが、写実風の菊模様も描く。弟留三、長男宏一、孫利亮が木地を手伝っている。「留三型」と称する一重瞼のこけしも製作するが、描彩は久太郎一人である。

(「各県別現存工人の作品・系統・経歴」秋田県・木地山より)
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◎Contents
▶︎各県別現存工人の作品・系統・経歴
▶︎解説
 こけしのふるさとと生いたち
 伝統こけしと新型こけし
 こけしと木地玩具
 木地業の伝承とこけしの伝統
 木地屋の伝説と惟喬信仰
 こけしの方言
 こけしの構成
 こけしの系統分類と各系統の特色
 こけしの鑑賞
 こけしの収集と方法
 こけしの保存と手入れ
 用語解説
 こけし界の歴史
 こけしコンクール一覧表
 こけし工人系譜
 休・廃業工人名簿
 物故工人名簿
 こけしの文献と資料

絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:美術出版社
□date of issue:1974年3刷(1973年 初版)
□size:18×12cm
□page:404
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ上端ヨレ

» 工芸・クラフト
https://narda.thebase.in/categories/1329267
¥2,500 SOLD OUT

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