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花のきもの(宮尾登美子 著)
『櫂』『陽暉楼』『鬼龍院花子の生涯』など、情念うずまく波乱万丈の女の生涯を描く作家・宮尾登美子が、雑誌『マダム』に連載した12篇をまとめたエッセイ集。1983年に刊行した単行本の文庫版。
高知の女衒を父にもち、複雑な家族関係の中で成長した著者が、幼時より自らの身を包んだ「きもの」の記憶をさかのぼり、花街の女たちの悲哀と驕慢を彩った装いについて、陰翳の濃い文章で綴っていく。
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繭から糸となり布に織られ、娘の晴着となり、嫁に贈られ、時を経て蒲団に再生され、はたきとなって命数が尽きる —— 絹の巡る道が暗示する、女と着物のかかわりの深さと面白さ。数々の花模様の着物とそれに纏わる女たちの姿を鮮やかに描き、着物への愛着と思い出が美しく繰り広げられる、半自伝的エッセイ。
(「カバー裏紹介文」より)
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◎Contents
第一章 菊
第二章 梅
第三章 くす玉
第四章 藤
第五章 南天
第六章 矢羽根
第七章 薔薇
第八章 椿
第九章 絣
第十章 紫陽花
第十一章 朝顔
第十二章 縞
カバー画、中島かほる。
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 講談社文庫
□date of issue:1986年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:223
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み上端ヨレ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
高知の女衒を父にもち、複雑な家族関係の中で成長した著者が、幼時より自らの身を包んだ「きもの」の記憶をさかのぼり、花街の女たちの悲哀と驕慢を彩った装いについて、陰翳の濃い文章で綴っていく。
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繭から糸となり布に織られ、娘の晴着となり、嫁に贈られ、時を経て蒲団に再生され、はたきとなって命数が尽きる —— 絹の巡る道が暗示する、女と着物のかかわりの深さと面白さ。数々の花模様の着物とそれに纏わる女たちの姿を鮮やかに描き、着物への愛着と思い出が美しく繰り広げられる、半自伝的エッセイ。
(「カバー裏紹介文」より)
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◎Contents
第一章 菊
第二章 梅
第三章 くす玉
第四章 藤
第五章 南天
第六章 矢羽根
第七章 薔薇
第八章 椿
第九章 絣
第十章 紫陽花
第十一章 朝顔
第十二章 縞
カバー画、中島かほる。
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 講談社文庫
□date of issue:1986年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:223
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み上端ヨレ
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