Item
エルヴェ・ギベール写真書物(エルヴェ・ギベール 写真・著)
1970年代からジャーナリスト、写真家として活動し、哲学者ミシェル・フーコーとも親交の深かった、エルヴェ・ギベール。1990年に著作『ぼくの命を救ってくれなかった友へ』でエイズ患者であることを告白、絶望と闘う日々を赤裸々に記し、大きな反響を呼んだ。
本書は、1991年にエルヴェ・ギベールが自死を遂げた後に、夫人のクリスティーヌの手でまとめられた写真集。短いキャプションと撮影年の付された、喪失感ただよう写真の配列によって、ひとりの人間の固有の生が描き出されている。
1983年に書かれたエッセイ「常套的操作について」を巻頭に収録。
------------------------------------
僕の躰は、僕が信じていたように、光に守られていたわけではなかった。逆に光が、カメラという媒体を通して、現実のすべての実体を記録していた。僕の躰はありのまま、彼の両手のなかで、魔法使いの仕草で、ゆっくりと現れた。
(「常套的操作について」より)
------------------------------------
絶版または版元品切れ
ハードカバー 函
□publisher:ペヨトル工房
□date of issue:1994年初版
□size:14×20cm
□page:140
□condition:経年なり・良好 函小傷み
» 写真・映像・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326661
本書は、1991年にエルヴェ・ギベールが自死を遂げた後に、夫人のクリスティーヌの手でまとめられた写真集。短いキャプションと撮影年の付された、喪失感ただよう写真の配列によって、ひとりの人間の固有の生が描き出されている。
1983年に書かれたエッセイ「常套的操作について」を巻頭に収録。
------------------------------------
僕の躰は、僕が信じていたように、光に守られていたわけではなかった。逆に光が、カメラという媒体を通して、現実のすべての実体を記録していた。僕の躰はありのまま、彼の両手のなかで、魔法使いの仕草で、ゆっくりと現れた。
(「常套的操作について」より)
------------------------------------
絶版または版元品切れ
ハードカバー 函
□publisher:ペヨトル工房
□date of issue:1994年初版
□size:14×20cm
□page:140
□condition:経年なり・良好 函小傷み
» 写真・映像・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326661
