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いろんな瓶(増田れい子 著、山高登 装幀・木版画)
戦後初めて採用された女性記者の一人として毎日新聞社に入り、エッセイストとしても多数の作品を著した増田れい子の随筆集。
取材などを通じて得た折々の思いを綴る「いろんな瓶」、日本全国の紙のふるさとを訪ねる「紙の旅」、読書という行為の奥深さを感じさせる書評「本の散歩道」など、48篇を収録。
どの一篇にも、最初の一行から読者を引き込む工夫が凝らされ、磨き上げられた文体が冴えわたる。
装幀・木版画は、山高登。カバーをはずした本体の意匠も美しい。
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瓶は面白い。
いろんな瓶が、この世にはある。
一升瓶の美しさをひょいと感じとったのは、映画からであった。そのころ私は映画記者をしていて、生来好きなもの、好きなひとにしか足が向かない依怙地ものだから、映画といったって小津安二郎氏のところへしか取材に行かなかった。
(「いろんな瓶」より)
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◎Contents
いろんな瓶
いろんな瓶
どら焼き
ヨーロッパの窓
なでしこ
つゆ草のうた
淡き友情
紙の旅
岐阜のパピルス
みちのく白石和紙
出雲の和紙
八尾和紙
栃木鳥山和紙
林木育種研究所
芭蕉紙
本の散歩道
英語のような文体で
自然のインタビューアー
闇屋列車の笑いの達人
よろこびの木、悲しみの人
実用であろうとする詩
チェーホフの愛の日々
己を知る旅 — 蜻蛉日記
嵐のなか
燃える
消費の罪
ひとりだち
嵐のなか
船出
おつきあい
みんなみどりさん ほか
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:鎌倉書店
□date of issue:1984年 初版
□size:19.6x13.5cm
□page:228
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み上端ヨレ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
取材などを通じて得た折々の思いを綴る「いろんな瓶」、日本全国の紙のふるさとを訪ねる「紙の旅」、読書という行為の奥深さを感じさせる書評「本の散歩道」など、48篇を収録。
どの一篇にも、最初の一行から読者を引き込む工夫が凝らされ、磨き上げられた文体が冴えわたる。
装幀・木版画は、山高登。カバーをはずした本体の意匠も美しい。
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瓶は面白い。
いろんな瓶が、この世にはある。
一升瓶の美しさをひょいと感じとったのは、映画からであった。そのころ私は映画記者をしていて、生来好きなもの、好きなひとにしか足が向かない依怙地ものだから、映画といったって小津安二郎氏のところへしか取材に行かなかった。
(「いろんな瓶」より)
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◎Contents
いろんな瓶
いろんな瓶
どら焼き
ヨーロッパの窓
なでしこ
つゆ草のうた
淡き友情
紙の旅
岐阜のパピルス
みちのく白石和紙
出雲の和紙
八尾和紙
栃木鳥山和紙
林木育種研究所
芭蕉紙
本の散歩道
英語のような文体で
自然のインタビューアー
闇屋列車の笑いの達人
よろこびの木、悲しみの人
実用であろうとする詩
チェーホフの愛の日々
己を知る旅 — 蜻蛉日記
嵐のなか
燃える
消費の罪
ひとりだち
嵐のなか
船出
おつきあい
みんなみどりさん ほか
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー
□publisher:鎌倉書店
□date of issue:1984年 初版
□size:19.6x13.5cm
□page:228
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ傷み上端ヨレ
» 随筆・エッセイ
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