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暮しのこころ(岡部伊都子 著、前田藤四郎 挿画)
日常生活の中に息づく美を追求するとともに、戦争や差別など社会の実相をかたくなに見つめ続けた岡部伊都子の随筆集。
「四季の菓子」「花のすがた」に続いて、1977年から79年にかけて、大阪読売新聞日曜版に掲載された、暮らしを支える品々に関する113篇の随筆をまとめたもの。
凛とした文章に寄り添うように、版画家・前田藤四郎が、用の美を緻密に描き出している。
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人が、自分たちの生活の便利を考えて作り出したものには、実用の迫力がある。たわし一つ、湯のみ一つでも、それが無ければたちまち困ってしまう。人はたのしい時、つい躍るようなはずみをもち、滅入った時にはものしずかな動きとなる。その刻々に照りかげりする心が、周辺に在るものすべてに託される。
(「あとがき」より)
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◎Contents
湯のみ
手拭い
箸
櫛
スタンド
金網
灰皿
はさみ
椀
パフ
盆
鏡
机
スリッパ
ハンガー
椅子
エプロン
皿小鉢
歯ブラシ
包丁とまな板
藁草履
傘
積み木
のれん
フライパン
:
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:創元社
□date of issue:1979年 初版
□size:19.2x13.5cm
□page:218
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み 背ヤケ退色
小口くすみ 経年シミ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
「四季の菓子」「花のすがた」に続いて、1977年から79年にかけて、大阪読売新聞日曜版に掲載された、暮らしを支える品々に関する113篇の随筆をまとめたもの。
凛とした文章に寄り添うように、版画家・前田藤四郎が、用の美を緻密に描き出している。
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人が、自分たちの生活の便利を考えて作り出したものには、実用の迫力がある。たわし一つ、湯のみ一つでも、それが無ければたちまち困ってしまう。人はたのしい時、つい躍るようなはずみをもち、滅入った時にはものしずかな動きとなる。その刻々に照りかげりする心が、周辺に在るものすべてに託される。
(「あとがき」より)
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◎Contents
湯のみ
手拭い
箸
櫛
スタンド
金網
灰皿
はさみ
椀
パフ
盆
鏡
机
スリッパ
ハンガー
椅子
エプロン
皿小鉢
歯ブラシ
包丁とまな板
藁草履
傘
積み木
のれん
フライパン
:
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:創元社
□date of issue:1979年 初版
□size:19.2x13.5cm
□page:218
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み 背ヤケ退色
小口くすみ 経年シミ
» 随筆・エッセイ
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