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随筆 ゆく道(森田たま 著)★企業蔵書除籍本
森田たまは、雑誌『少女世界』への投稿が認められ、10代の時に札幌から上京し、少女小説でデビュー。戦前戦後にわたって数多くの随筆を著し、女性エッセイストの先駆けとなった。
終戦の翌年に刊行された随筆集。戦後の作品15篇、戦前の作品24篇を収録。物資不足の頃で、紙質や造本に難はあるが、戦争前後を歩む「ゆく道」のなかで、社会の価値観が変化し、心が揺さぶられるさまをつぶさに記録した興味深い内容となっている。
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いまのわれわれは裸で放り出された子供のやうなものだと思へばまちがひはないであらう。何も書くまい、いふまいなどと思つたのは大人ぶつた考へであつて、私はアメリカ情報局の人にあひ、放送して以來、何でも思ふままにしやべり、思ふままに書かうと決心をかへたのであつた。
(「ゆく道」より)
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◎Contents
ゆく道
希望のたいまつ
雨の日曜日
み心のままに
民主主義
三月三日
終戦以前
あこばれの美
わが道
夏山の花
私を冩した人たち
時計臺
セレベス随筆
今年の暮 ほか
絶版または版元品切れ
ハードカバー 函
□publisher:共立書房
□date of issue:1946年 初版
□size:19x13.8cm
□page:320
□condition:経年なり・普通 函ヤケスレ汚れ傷み
本体経年シミ(写真8枚目)見返し小破れ(写真2枚目)
蔵書ラベル(表紙・扉ページ)
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
終戦の翌年に刊行された随筆集。戦後の作品15篇、戦前の作品24篇を収録。物資不足の頃で、紙質や造本に難はあるが、戦争前後を歩む「ゆく道」のなかで、社会の価値観が変化し、心が揺さぶられるさまをつぶさに記録した興味深い内容となっている。
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いまのわれわれは裸で放り出された子供のやうなものだと思へばまちがひはないであらう。何も書くまい、いふまいなどと思つたのは大人ぶつた考へであつて、私はアメリカ情報局の人にあひ、放送して以來、何でも思ふままにしやべり、思ふままに書かうと決心をかへたのであつた。
(「ゆく道」より)
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◎Contents
ゆく道
希望のたいまつ
雨の日曜日
み心のままに
民主主義
三月三日
終戦以前
あこばれの美
わが道
夏山の花
私を冩した人たち
時計臺
セレベス随筆
今年の暮 ほか
絶版または版元品切れ
ハードカバー 函
□publisher:共立書房
□date of issue:1946年 初版
□size:19x13.8cm
□page:320
□condition:経年なり・普通 函ヤケスレ汚れ傷み
本体経年シミ(写真8枚目)見返し小破れ(写真2枚目)
蔵書ラベル(表紙・扉ページ)
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