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きもの随筆(森田たま 著)

きもの随筆(森田たま 著)
森田たまは、雑誌『少女世界』への投稿が認められ、10代の時に札幌から上京し、少女小説でデビュー。戦前戦後にわたって数多くの随筆を著し、女性エッセイストの先駆けとなった。

戦時下に滞在した箱根の強羅ホテルで出会った人々の思い出などを綴る「紺がすりの話」、かつて女性が日常生活でもっとも親しんだ、さまざまな種類の「縞」の着物のことなど、人の世の機微を見つめる63篇をおさめた随筆集。

縞柄の函に、紺がすりの本体表紙と、意匠を凝らした装幀も自ら手がけている。
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戦爭ちゆう私は箱根の强羅ホテルにあしかけ三年泊まつてゐた。ホテルは小さな港のやうなもので、いろいろな人が來ては泊り、泊つては歸つて行く。一人一人がさまざまな人生を背負つた船であつた。名のある人も、市井の凡人も、一樣に裸のまま同じ湯ぶねにつかつて、温泉に勞苦を洗ひ流した。
(「紺がすりの話」より)
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◎Contents
紺がすりの話
縞
あしもと
春の帽子
ばんせいさま
霞を食べて
ちひさなクリスマスカロル
アトリエのあつたお家
梅散りかかる葱畑
札幌
秋静か

絶版または版元品切れ
ハードカバー 函
□publisher:文藝春秋新社
□date of issue:1954年 再版(1954年 初版)
□size:20x13.5cm
□page:254
□condition:経年なり・普通 函ヤケスレ汚れ傷み
本体 小口茶シミ 経年シミ

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
¥1,600 SOLD OUT

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