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うまいもん巡礼(大久保恒次 著)
大久保恒次は、元朝日新聞社記者で、1951年から1968年まで刊行された菓子舗「鶴屋八幡」のPR誌『あまカラ』の顧問をつとめた。
通人として知られた著者が、関西の「うまいもん」について、微に入り細に入り記した随筆集。巻頭の詳細なインデックスからも、食へのあくなき好奇心が伺える。
著者自身による装幀も味わい深い。
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茶懐石をつくる玄人は、口をそろえて、瓢亭を祖神等のごとくあがめるのは、迷信だろうと思っていたが、朝粥を食べて尤もなことが分かった。前にいう如く、うまいの、おいしいのという味覚の問題でない。よくまあこんな量も質も、虚無にひとしい献立が、今も残っていた不思議に感嘆した。
(「京都・瓢亭の朝粥」より抜粋)
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◎Contents
・うまいもん巡礼
京都・瓢亭の朝粥 / 大阪・美々卯のうどんすき ほか
・関西の味
すたりもの / はもの皮 / 高野豆腐 ほか
・食べ物 奥の細道
雑煮諸国めぐり / 関西のすし / うどん ほか
・あまから手帳
こんぶ / 「羊の羹」という菓子 ほか
・味覚天国
お座敷てんぷら / 駅弁礼賛 / 鼻で食う ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー フランス装 帯あり
□publisher:六月社
□date of issue:1956年 初版
□size:18.5x13cm
□page:249
□condition:経年なり・普通
経年シミ(目次ページ・写真2枚目) 帯背ヤケ
赤・青色鉛筆で薄い線引き跡(複数箇所・写真6枚目)
※グラシン紙で保護されていたので表紙はとても綺麗です
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
通人として知られた著者が、関西の「うまいもん」について、微に入り細に入り記した随筆集。巻頭の詳細なインデックスからも、食へのあくなき好奇心が伺える。
著者自身による装幀も味わい深い。
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茶懐石をつくる玄人は、口をそろえて、瓢亭を祖神等のごとくあがめるのは、迷信だろうと思っていたが、朝粥を食べて尤もなことが分かった。前にいう如く、うまいの、おいしいのという味覚の問題でない。よくまあこんな量も質も、虚無にひとしい献立が、今も残っていた不思議に感嘆した。
(「京都・瓢亭の朝粥」より抜粋)
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◎Contents
・うまいもん巡礼
京都・瓢亭の朝粥 / 大阪・美々卯のうどんすき ほか
・関西の味
すたりもの / はもの皮 / 高野豆腐 ほか
・食べ物 奥の細道
雑煮諸国めぐり / 関西のすし / うどん ほか
・あまから手帳
こんぶ / 「羊の羹」という菓子 ほか
・味覚天国
お座敷てんぷら / 駅弁礼賛 / 鼻で食う ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー フランス装 帯あり
□publisher:六月社
□date of issue:1956年 初版
□size:18.5x13cm
□page:249
□condition:経年なり・普通
経年シミ(目次ページ・写真2枚目) 帯背ヤケ
赤・青色鉛筆で薄い線引き跡(複数箇所・写真6枚目)
※グラシン紙で保護されていたので表紙はとても綺麗です
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