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羨こけし(深澤要 著)
戦前の「第一次こけしブーム」の際にこけし研究家として精力的に活動し、埋もれていた多くの工人を発見、制作の再開を促し、蒐集家に広く知らしめた、深澤要。
本書は、こけし研究の端緒を開く名著の復刊で、42歳で早世した著者が生前に刊行した『こけしの微笑』(1938年刊)と、遺稿集『こけしの追求』(1952年刊)を1冊にまとめたもの。産地を足繁く訪ねて綴った紀行文、随想、工人たちの小伝などが納められている。
「羨こけし」は「こけしを求めてやまない」想いを表した著者の造語。扉・カットに使われている版画は著者自らの手によるもの。
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こけしこそは、純東北の顔であり、精神であるといってもよい。その円い顔、無心な眼、花模様を見ても、ひしひしと美しいと思う。又、わたしくは時代の波に乗って生まれ、且つ消えて行かんとするこけしを美しいと思って眺めているのである。
(『こけしの微笑』序文より)
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◎Contents
『こけしの微笑』
宮子こけし / 小安こけし / こけし手帖
蔵王高湯の作者 / 鳴子の作者 / 老工談 ほか
『こけしの追求』
追求出発 / 動く産地 / 雪の木地山
作者小記(宮本永吉、佐久間兄弟、佐藤三蔵 …)ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー 函
□publisher:未来社
□date of issue:1962年 初版
□size:20x13.5cm
□page:297
□condition:経年なり・普通 スレ汚れ
函壊れ・壊れた部分に接着補修跡あり(写真10枚目)
» 工芸・クラフト
https://narda.thebase.in/categories/1329267
本書は、こけし研究の端緒を開く名著の復刊で、42歳で早世した著者が生前に刊行した『こけしの微笑』(1938年刊)と、遺稿集『こけしの追求』(1952年刊)を1冊にまとめたもの。産地を足繁く訪ねて綴った紀行文、随想、工人たちの小伝などが納められている。
「羨こけし」は「こけしを求めてやまない」想いを表した著者の造語。扉・カットに使われている版画は著者自らの手によるもの。
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こけしこそは、純東北の顔であり、精神であるといってもよい。その円い顔、無心な眼、花模様を見ても、ひしひしと美しいと思う。又、わたしくは時代の波に乗って生まれ、且つ消えて行かんとするこけしを美しいと思って眺めているのである。
(『こけしの微笑』序文より)
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◎Contents
『こけしの微笑』
宮子こけし / 小安こけし / こけし手帖
蔵王高湯の作者 / 鳴子の作者 / 老工談 ほか
『こけしの追求』
追求出発 / 動く産地 / 雪の木地山
作者小記(宮本永吉、佐久間兄弟、佐藤三蔵 …)ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー 函
□publisher:未来社
□date of issue:1962年 初版
□size:20x13.5cm
□page:297
□condition:経年なり・普通 スレ汚れ
函壊れ・壊れた部分に接着補修跡あり(写真10枚目)
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