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パリでひろった話の花束(中原淳一、石井好子、高峰秀子 ほか著)

パリでひろった話の花束(中原淳一、石井好子、高峰秀子 ほか著)
朝吹登水子、石井好子、遠藤周作、大岡昇平、寿美花代、高峰秀子、東郷青児、中原淳一、森田たま…それぞれに個性的な35名の執筆者たちが、パリで体験したさまざまなエピソードを綴ったエッセイ集。

中原淳一主宰の「ひまわり社」から『巴里』というタイトルで刊行された初版本を『パリでひろった話の花束』改題し、新たにカバーをつけて再版された本のようです。(カバーをはずした中身は、表紙、扉ページ、奥付とも『巴里』というタイトルのままになっています)
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巴里についた当時の数ヶ月は、ルクサンブールの公園に近いところの学生ホテルに住んでいたのだが、私より少し遅れて来た高峰秀子さんは、私のホテルの裏側に住んでいた。
デコちゃんが巴里についた当時、僕の部屋の窓の下から「センセー」と私を大声で呼ぶ。それはちょうど、子供が近所の友達を垣根越しにさそいの声をかけている様で、デコちゃんの様な大スターなら、日本ではとても出来ないような無邪気なものである。
(「カフェのある風景」中原淳一 より抜粋)
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◎Contents
セーヌは流れ私は残る…………朝吹登水子
シャンソン歌手のあけくれ……石井好子
カトリーヌの唄…………………遠藤周作
エッフェル塔の影………………大岡昇平
パリ駈けある記…………………寿美花代
おしゃれはくたびれる…………高峰秀子
巴里ぼけ…………………………東郷青児
カフェのある風景………………中原淳一
素通りの巴里……………………森田たま ほか

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:ひまわり社
□date of issue:1956年 再版
□size:18.5x12.8cm
□page:257
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み 背ヤケ

» 随筆・エッセイ
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