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静かな京 - わたしの京都案内(大村しげ 著)
著者・大村しげは、1917年に京都祇園の仕出し料理店の長女として生まれ、1970年から京都の食べ物、暮らし、職人技などについての随筆を発表。その執筆を通じて、京ことばの「おばんざい」が全国に広く知られるようになりました。
刃傷事件に巻き込まれ両腕を失った元舞妓が尼僧をつとめる「仏光院」、皇室由来の京人形を所蔵し人形寺として知られる「宝鏡寺」など、隠れた京都の見どころ、四季の移り変わりの魅力を、京ことばを交えた自在の筆致で綴る。素顔の京都がわかる、随筆集。
1976年に刊行された単行本の文庫化。装幀、秋山法子。写真、名鏡勝朗。
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お寺に色気があるという言い方は、おかしいやろうか。仏光院さんの表に立つと、わたしはいつもそんなことを考える。色気というて悪いのなら、艶と言い替えてみようかしらん。いいえ、やっぱり色気というたほうが、私の思いによう合うている。
(女の幸せを考える順教尼の寺 ー 仏光院(山科)より抜粋)
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◎Contents
東福寺 / 随心院 / 仏光院 / 新橋通り / 北白川のほとり / 平野神社界隈 / 船岡山 / 清水寺 / 鴨の河原 / 安楽寺 / 洗い地蔵 / 寺町通り / 宝鏡寺 / 神光院 / 赤山禅院 / 海住山寺 / 水尾の里 / 泉涌寺 / ないしょのお話 ー あとがきにかえて
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 講談社文庫
□date of issue:1985年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:275
□condition:経年なり・普通 ヤケ カバーヤケスレ汚れ傷み
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
刃傷事件に巻き込まれ両腕を失った元舞妓が尼僧をつとめる「仏光院」、皇室由来の京人形を所蔵し人形寺として知られる「宝鏡寺」など、隠れた京都の見どころ、四季の移り変わりの魅力を、京ことばを交えた自在の筆致で綴る。素顔の京都がわかる、随筆集。
1976年に刊行された単行本の文庫化。装幀、秋山法子。写真、名鏡勝朗。
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お寺に色気があるという言い方は、おかしいやろうか。仏光院さんの表に立つと、わたしはいつもそんなことを考える。色気というて悪いのなら、艶と言い替えてみようかしらん。いいえ、やっぱり色気というたほうが、私の思いによう合うている。
(女の幸せを考える順教尼の寺 ー 仏光院(山科)より抜粋)
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◎Contents
東福寺 / 随心院 / 仏光院 / 新橋通り / 北白川のほとり / 平野神社界隈 / 船岡山 / 清水寺 / 鴨の河原 / 安楽寺 / 洗い地蔵 / 寺町通り / 宝鏡寺 / 神光院 / 赤山禅院 / 海住山寺 / 水尾の里 / 泉涌寺 / ないしょのお話 ー あとがきにかえて
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 講談社文庫
□date of issue:1985年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:275
□condition:経年なり・普通 ヤケ カバーヤケスレ汚れ傷み
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