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樂しい我が家のお料理（櫻井ちか子 著）
大正時代の家庭料理レシピ本。著者は、1855（安政2）年生まれで、日本女性教育の草分けとなった櫻井女学校（現 女子学院）の創始者。
日本料理から西洋料理、お菓子類まで、幅広い料理を掲載。図版は一切なく、重さは尺貫法（銭＝3.75g）、本文は旧仮名遣い・総ルビ。読者に話しかけるような、味わい深い文章で綴られています。
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キヤベツの玉子とぢ
材料：玉子（二個）十五銭、キャベツ五銭、合計二十銭（五人前）
製法：キヤベツを巾五分長さ一寸位づつに刻み、鹽梅してある煮出汁の中へ入れ、煮へた所へ玉子を流しこみます。
玉子はよく掻きまぜて、キヤベツ全體の上にゆき渡る様に、ソロソロと流しこみ、一寸煮立てて火からおろします。玉子をかける時には、網杓子の上からふるふ様にしながらするとよく散ります。
キヤベツの代りに獨活を使つても良いものです。
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備忘欄に、この本の持ち主によるレストランのメニュー（和・洋・中・デザート類など80種以上）が貼り込まれていますが、当時の外食事情がうかがえる面白い資料だと思います。（写真9枚目）
絶版または品切れ
ハードカバー
□publisher：實業之日本社
□date of issue：1925年 3版（1925年 初版）
□size：19×13cm
□page：294
□condition：経年なり・可 ヤケスレ汚れシミ傷み 背ヤケ褪色
メニューの貼り込み（ピンクの薄紙）2カ所
鉛筆による丸印、赤鉛筆による線引きなど数カ所あり
» 旅・料理
https://narda.thebase.in/categories/1326671
日本料理から西洋料理、お菓子類まで、幅広い料理を掲載。図版は一切なく、重さは尺貫法（銭＝3.75g）、本文は旧仮名遣い・総ルビ。読者に話しかけるような、味わい深い文章で綴られています。
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キヤベツの玉子とぢ
材料：玉子（二個）十五銭、キャベツ五銭、合計二十銭（五人前）
製法：キヤベツを巾五分長さ一寸位づつに刻み、鹽梅してある煮出汁の中へ入れ、煮へた所へ玉子を流しこみます。
玉子はよく掻きまぜて、キヤベツ全體の上にゆき渡る様に、ソロソロと流しこみ、一寸煮立てて火からおろします。玉子をかける時には、網杓子の上からふるふ様にしながらするとよく散ります。
キヤベツの代りに獨活を使つても良いものです。
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備忘欄に、この本の持ち主によるレストランのメニュー（和・洋・中・デザート類など80種以上）が貼り込まれていますが、当時の外食事情がうかがえる面白い資料だと思います。（写真9枚目）
絶版または品切れ
ハードカバー
□publisher：實業之日本社
□date of issue：1925年 3版（1925年 初版）
□size：19×13cm
□page：294
□condition：経年なり・可 ヤケスレ汚れシミ傷み 背ヤケ褪色
メニューの貼り込み（ピンクの薄紙）2カ所
鉛筆による丸印、赤鉛筆による線引きなど数カ所あり
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