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随筆貞女(森田たま 著)
森田たまは、雑誌『少女世界』への投稿が認められ、10代の時に札幌から上京し、少女小説でデビュー。1936年に『もめん随筆』を刊行して以来、戦前戦後にわたって数多くの随筆を著し、女性エッセイストの先駆けとなりました。
『もめん随筆』『續もめん随筆』に続く第三随筆集。内田百閒や宇野千代らとの交流や、戦前の日々の暮らしの機微を軽やかな文章で綴っています。ちなみに表題の『貞女』とは、宇野千代がからかい気味に「森田たまは貞女である」と雑誌に書いたことに由来するそうです。
森田たまは装幀を「本の着物」と考え、自分の好きな着物柄をあしらい、函と本体のコーディネートにもこだわって、ほとんどの随筆の装幀を自ら手がけています。
本書は、赤と白の市松柄の函に、木版手刷(深澤索一 作)表紙の本体をおさめた、贅沢な造本。
絶版または版元品切れ
カードカバー 函
□publisher:中央公論社
□date of issue:1937年 初版
□size:19.7x13.8cm
□page:331
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷みシミ
函背紙 破れ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
『もめん随筆』『續もめん随筆』に続く第三随筆集。内田百閒や宇野千代らとの交流や、戦前の日々の暮らしの機微を軽やかな文章で綴っています。ちなみに表題の『貞女』とは、宇野千代がからかい気味に「森田たまは貞女である」と雑誌に書いたことに由来するそうです。
森田たまは装幀を「本の着物」と考え、自分の好きな着物柄をあしらい、函と本体のコーディネートにもこだわって、ほとんどの随筆の装幀を自ら手がけています。
本書は、赤と白の市松柄の函に、木版手刷(深澤索一 作)表紙の本体をおさめた、贅沢な造本。
絶版または版元品切れ
カードカバー 函
□publisher:中央公論社
□date of issue:1937年 初版
□size:19.7x13.8cm
□page:331
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ汚れ傷みシミ
函背紙 破れ
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