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彼女が演じた役 - 原節子の戦後主演作を見て考える(片岡義男 著)

彼女が演じた役 - 原節子の戦後主演作を見て考える(片岡義男 著)
「彼女の顔は可憐であると同時に悲しそうに見える」……本書を書くまで、日本映画をほとんど見ていなかったという作家・片岡義男が、新鮮な目で、戦後の原節子の主演作を読み解いていく。女優論であると同時に優れた戦後日本論ともなっている好著。

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『東京物語』を初めて見た著者は、紀子役を演じた原節子に魅せられる。『晩春』『麦秋』を含めた紀子三部作を中心に、彼女が主演した戦後映画十一本を精細に論じて、「クリエイティブな能力を無限に持った」原節子の魅力と、それを引き出した小津安二郎監督の卓越した演出を分析した異色の映画論。(カバー裏紹介文より)
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◎Contents
第一部 なぜ彼女は令嬢あるいは先生なのか
『麗人』『わが青春に悔いなし』『安城家の舞踏会』『お嬢さん乾杯』『青い山脈』『白雪先生と子供たち』
第二部 原節子は紀子そのものとなり、小津安二郎が彼女を物語った。なんのために?
『晩春』『麦秋』『東京物語』
第三部 紀子のあとの陳腐な人妻と未亡人。主演女優は消えるほかない
『東京暮色』『秋日和』
解説:赤瀬川準、川本三郎(原節子の「悲しみ」)

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher: 中公文庫
□date of issue:2011年 初版
□size:15x10.6cm
□page:303
□condition: 経年なり・良好

» 評伝・ノンフィクション
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