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『少女の友』とその時代 - 編集者の勇気 内山基(遠藤寛子 著)
抒情画家・中原淳一の才能を見出し、活躍させた『少女の友』主筆の内山基(1903-1982)を軸に、軍事色の強まる風潮のなかで、豊かで文化的な雑誌づくりを守ろうとした業績とその時代をまとめた本。
少女たちが熱狂した、美しく、可愛らしい誌面の舞台裏に「硬派なジャーナリズム」の視点があったことが分かる、興味深い内容となっています。
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戦時色が深まるにつれ、『少女の友』は軍や政府から軟弱として忌避され、特に中原氏の絵が問題となり、昭和一五年同氏の絵は「自発的に」『少女の友』から消えた。内山主筆はそれを読者と編集者の間の通信欄、「友ちゃんクラブ」で静かに告げた(昭和一五年七月号)表面は中原氏の意志といいながら、政府の圧力であることを言外に伝えた。(カバー見返し 紹介文より抜粋)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:本の泉社
□date of issue:2004年 初版
□size:21x14.8cm
□page:182
□condition:経年なり・良好
» 評伝・ノンフィクション
https://narda.thebase.in/categories/1326666
少女たちが熱狂した、美しく、可愛らしい誌面の舞台裏に「硬派なジャーナリズム」の視点があったことが分かる、興味深い内容となっています。
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戦時色が深まるにつれ、『少女の友』は軍や政府から軟弱として忌避され、特に中原氏の絵が問題となり、昭和一五年同氏の絵は「自発的に」『少女の友』から消えた。内山主筆はそれを読者と編集者の間の通信欄、「友ちゃんクラブ」で静かに告げた(昭和一五年七月号)表面は中原氏の意志といいながら、政府の圧力であることを言外に伝えた。(カバー見返し 紹介文より抜粋)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:本の泉社
□date of issue:2004年 初版
□size:21x14.8cm
□page:182
□condition:経年なり・良好
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