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若松孝二・俺は手を汚す(若松孝二 著)

若松孝二・俺は手を汚す(若松孝二 著)
性と暴力と革命をテーマに映画を撮り続け、波乱に満ちた人生を送った若松孝二が、46歳の時に語りおろした自伝的映画論。
モノクロ図版、多数収録。

1963年にピンク映画『甘い罠』で映画監督としてデビュー。1965年、『壁の中の秘事』がベルリン国際映画祭正式上映作品となり、センセーションを呼ぶ。

その後も、内田裕也主演『水のないプール』などの話題作を数多く創造し、大島渚監督『愛のコリーダ』、神代辰巳監督『赤い帽子の女』ではプロデューサーも務めた。
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それと、フリージャズじゃないけれども、内田栄一に書いてもらった『水のないプール』は、勝手にムチャクチャ撮ったて感じがするわけね。別に、理論的に、映画というものはこうじゃなきゃいけない、ああじゃなきゃいけない、なんていうものは、絶対ないと思うんだ。

(「水のないプール」より)
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◎Contents
▶︎1 懲罰房で生きたまま殺されて『甘い罠』で〝若松孝二〟誕生
  親父に泥ぶっかけられて
  乞食みたいで悲惨な顔
  南郷農業高等学校
  『鞍馬天狗』を裏から見ながら
  大福もち作らせたらうまい
  やくざにでもなろう/ほか
▶︎2 足立正生、松田政男、大島渚、大和屋竺、唐十郎、金嬉老
  監督、背中を流しましょう
  作る映画は全部当たった
 『網走番外地』の原型
  太陽がすごくきれいだった
  住居兼みんなの溜り場
  足立正生が来た
  大和屋竺が撮った
 『胎児が密猟する時』/ほか
▶︎3 ジェラシーマウントという山 銃を持つか?カメラを持つか?                    
  ゴラン高原の星
  ヨルダンへの影の道
  俺たちは銃を持つ
  ほとんどのコマンドが死んだ
  フィルムを燃せ
  大混乱の時期
  まるでサギだね
 『愛のコリーダ』地獄/ほか
▶︎4 『水のないプール』から『蜂は一度刺して死ぬ』へ
  俺は手を汚す
  トランシーバーを100台
  いつでも堕ちることができる
  いつも目が醒めている
  『水のないプール』
  おまえたちにわかってたまるか
  蜂は一度刺して死ぬ/ほか

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:ダゲレオ出版
□date of issue:1982年初版
□size:19x13cm
□page:216
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
経年シミ

» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
¥2,400

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