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ことばの食卓(武田百合子 著、野中ユリ 画)
1981年から83年にかけて『草月』に連載した12篇と、ほか2篇を加えて編まれたエッセイ集。
「大人の分別に汚されていない、コドモの金無垢の言語感覚(種村季弘 解説より)」で日々のあれこれを綴った文章に、野中ユリの緻密なエッチングが彩りを添えています。
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「ひょっとしたらあのとき、枇杷を食べていたのだけれど、あの人の指と手も食べてしまったのかな」(枇杷)。「…とっておいたあんずを食べるときの気持。たるたるに、とろとろに、ふくらんで」(雛祭りの頃)。「…おべんと御飯か、猫御飯であれば、私は嬉しい。そこに鱈子。またはコロッケがついていたりすれば、ああ嬉しい、と私は思う」(お弁当)。食べものに関する昔の記憶や思い出を感性豊かな文章で綴るエッセイ集。解説 種村季弘(カバー裏 紹介文)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:ちくま文庫
□date of issue:1994年 4刷(1991年 初版)
□size:14.6x10.6cm
□page:160
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ傷み カバー裏汚れ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
「大人の分別に汚されていない、コドモの金無垢の言語感覚(種村季弘 解説より)」で日々のあれこれを綴った文章に、野中ユリの緻密なエッチングが彩りを添えています。
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「ひょっとしたらあのとき、枇杷を食べていたのだけれど、あの人の指と手も食べてしまったのかな」(枇杷)。「…とっておいたあんずを食べるときの気持。たるたるに、とろとろに、ふくらんで」(雛祭りの頃)。「…おべんと御飯か、猫御飯であれば、私は嬉しい。そこに鱈子。またはコロッケがついていたりすれば、ああ嬉しい、と私は思う」(お弁当)。食べものに関する昔の記憶や思い出を感性豊かな文章で綴るエッセイ集。解説 種村季弘(カバー裏 紹介文)
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:ちくま文庫
□date of issue:1994年 4刷(1991年 初版)
□size:14.6x10.6cm
□page:160
□condition:経年なり・普通 ヤケスレ傷み カバー裏汚れ
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