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生活讀本(福島慶子 著、熊倉順吉 装幀)
戦前のパリで過ごし、画家のルオーらとの交遊で知られる福島慶子。戦後、画廊経営のかたわら、パリの生活や美術に関する本を数多く著した。
西欧の暮らしぶりを肌で知る著者ならではの視点で、当時の日本人の「生活」について思うところを歯に衣着せぬ文章で綴っている。装幀は、前衛陶芸家の熊倉順吉。
本書は、昭和20年代後半に創元社から刊行されていた随筆集の中の1冊で、同シリーズには花森安治、戸塚文子、火野葦平らの随筆の名手の作品が揃っていた。
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仕事をしながら何気なくラジオをきくと、『日本人は人から物を貰つてもその場で開いて見もせずに「結構な物を有り難う」と言うのはおかしい。結構か結構でないか見ないでは判らぬなずだ』ということをしやべつている。これは面白い、誰の話かと注意すると、それは花森安治さんだつたが、電話に呼ばれてそのあとは聞き漏らした。
(「勝手なエチケット」より)
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◎Contents
暮しのたてなおし
わからないことなど
勝手なエチケット
パリのお正月
色と美しさ
銀座について
日本人が日本料理をたべられない話
夏とガラス
天使の髪の毛 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー フランス装
□publisher:創元社
□date of issue:1953年 初版
□size:18.3x12.8cm
□page: 154
□condition:経年なり・可 ヤケスレ汚れ傷み カバー切れテープ補修跡
表見返し遊び紙が切り取られた形跡あり 元セロハンなし
ダメージはありますが、読むには支障のない状態です。
★同じ本で、本品よりも状態の良いものを下記にご用意しています。
https://narda.thebase.in/items/38402010
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
西欧の暮らしぶりを肌で知る著者ならではの視点で、当時の日本人の「生活」について思うところを歯に衣着せぬ文章で綴っている。装幀は、前衛陶芸家の熊倉順吉。
本書は、昭和20年代後半に創元社から刊行されていた随筆集の中の1冊で、同シリーズには花森安治、戸塚文子、火野葦平らの随筆の名手の作品が揃っていた。
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仕事をしながら何気なくラジオをきくと、『日本人は人から物を貰つてもその場で開いて見もせずに「結構な物を有り難う」と言うのはおかしい。結構か結構でないか見ないでは判らぬなずだ』ということをしやべつている。これは面白い、誰の話かと注意すると、それは花森安治さんだつたが、電話に呼ばれてそのあとは聞き漏らした。
(「勝手なエチケット」より)
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◎Contents
暮しのたてなおし
わからないことなど
勝手なエチケット
パリのお正月
色と美しさ
銀座について
日本人が日本料理をたべられない話
夏とガラス
天使の髪の毛 ほか
絶版または版元品切れ
ソフトカバー フランス装
□publisher:創元社
□date of issue:1953年 初版
□size:18.3x12.8cm
□page: 154
□condition:経年なり・可 ヤケスレ汚れ傷み カバー切れテープ補修跡
表見返し遊び紙が切り取られた形跡あり 元セロハンなし
ダメージはありますが、読むには支障のない状態です。
★同じ本で、本品よりも状態の良いものを下記にご用意しています。
https://narda.thebase.in/items/38402010
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
