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原平さんと目盛くん(森田トミオ 著、南伸坊 装幀)
著者の森田トミオは、赤瀬川原平の小説「雨樋の小さな傾き」の中で、「目盛くん」として登場する人物(本書巻末に収録)。「雨樋の小さな傾き」は、「晴れた日に雨樋を買うことこそラディカルだ」と主張する奇妙な味の短篇なのですが、目盛くんの飄々とした存在感によって、その面白さがいや増しています。
森田トミオは、赤瀬川原平の「美学校」時代の教え子で、その後『写真時代』で担当編集者となり、四回にわたる引っ越しを運転手として手伝うなど、公私ともども深く親交しました。本書は、「赤瀬川原平研究の第一級資料」であるとともに、70年代から80年代の時代の波に流されながら、出版業界で生きていくことになる、一人の青年の自叙伝となっています。
最終章、「原平さん」と「目盛くん」との最後のやりとりを読んでいると、思わず胸が熱くなります。
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:コスモス・ライブラリー
□date of issue:2015年 初版
□size:18.8x13cm
□page:220
□condition:経年なり・良好 カバー小折りシワ
» 随筆・エッセイ
https://narda.thebase.in/categories/1326663
森田トミオは、赤瀬川原平の「美学校」時代の教え子で、その後『写真時代』で担当編集者となり、四回にわたる引っ越しを運転手として手伝うなど、公私ともども深く親交しました。本書は、「赤瀬川原平研究の第一級資料」であるとともに、70年代から80年代の時代の波に流されながら、出版業界で生きていくことになる、一人の青年の自叙伝となっています。
最終章、「原平さん」と「目盛くん」との最後のやりとりを読んでいると、思わず胸が熱くなります。
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:コスモス・ライブラリー
□date of issue:2015年 初版
□size:18.8x13cm
□page:220
□condition:経年なり・良好 カバー小折りシワ
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