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女三人のシベリア鉄道(森まゆみ 著)
女性文学者の評伝を手がけてきた森まゆみが、「与謝野晶子」「宮本百合子」「林芙美子」の足跡を追い、ウラジオストクからモスクワ、パリまでのシベリア鉄道を完乗。現地の人の声に耳を傾け、旧社会主義国の思いを体感しながら、「愛」や「理想」を追って旅をした三人の女性作家に想いを馳せる、傑作ノンフィクション。
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いつのころからか、こんな歌が耳鳴りのように聞こえていた。「流れ流れて 落ちゆく先は 北はシベリヤ 南はジャバよ」 わたしはそれを子守唄のように唄った。パスポートも持っていない二十年の間、町と家庭と子どもに縛りつけられていた。それゆえ流浪の自由に憧れたのである。(第一章 ウラジオストクへ)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:集英社
□date of issue:2009年
□size:19.4x14cm
□page:352
□condition:経年なり・良好 カバー上部ヨレ
» 評伝・ノンフィクション
https://narda.thebase.in/categories/1326666
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いつのころからか、こんな歌が耳鳴りのように聞こえていた。「流れ流れて 落ちゆく先は 北はシベリヤ 南はジャバよ」 わたしはそれを子守唄のように唄った。パスポートも持っていない二十年の間、町と家庭と子どもに縛りつけられていた。それゆえ流浪の自由に憧れたのである。(第一章 ウラジオストクへ)
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:集英社
□date of issue:2009年
□size:19.4x14cm
□page:352
□condition:経年なり・良好 カバー上部ヨレ
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