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さまざまなうた 詩人と詩（富岡多恵子 著）
『文学界』での連載（1977年〜78年）をまとめた、詩に執念を燃やした十二人の詩人についてのエッセイ集。
富岡多恵子は、1971年より表現活動の場を「現代詩」から「小説」に移しており、本書では、みずからの創造のふるさとである詩人たちとその作品に対して、詩壇意識にとらわれることなく、自由かつ大胆な解釈を行っている。
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ちち、はは、それに生れ育った土地に対して、たいていのひとは特別な感情をもっています。わたしにも、それらに対して、愛憎なかばする、という都合のよい言葉でカタのつかぬ感情があります。
室生犀星の詩篇に、「切なき思ひぞ知る」というのがありますが、ちちはは、生まれ育った土地には、「せつなき思い」があるのを知ります。同じように詩人と詩に対しても、わたしはいつも「せつなき思い」を感じます。
（あとがき より）
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◎Contents
詩人のふるさと…………室生犀星
手帳と暖簾………………宮沢賢治
海から見た土地…………小野十三郎
殺された詩………………中勘助
詠むことと書くこと……會津八一
詩人のめし………………山之口獏
勘と感覚…………………草野心平
詩と歌詞の谷……………佐藤惣之助
詩人の誕生………………左川ちか
歌よりも声が……………原民喜
詩的生活…………………尾崎放哉
小説家の辞世……………高見順
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：文春文庫
□date of issue：1984年
□size：15.2x10.6cm
□page：278
□condition：経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み上端ヨレ
三方薄ヤケ P61キレ（写真6枚目）
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
富岡多恵子は、1971年より表現活動の場を「現代詩」から「小説」に移しており、本書では、みずからの創造のふるさとである詩人たちとその作品に対して、詩壇意識にとらわれることなく、自由かつ大胆な解釈を行っている。
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ちち、はは、それに生れ育った土地に対して、たいていのひとは特別な感情をもっています。わたしにも、それらに対して、愛憎なかばする、という都合のよい言葉でカタのつかぬ感情があります。
室生犀星の詩篇に、「切なき思ひぞ知る」というのがありますが、ちちはは、生まれ育った土地には、「せつなき思い」があるのを知ります。同じように詩人と詩に対しても、わたしはいつも「せつなき思い」を感じます。
（あとがき より）
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◎Contents
詩人のふるさと…………室生犀星
手帳と暖簾………………宮沢賢治
海から見た土地…………小野十三郎
殺された詩………………中勘助
詠むことと書くこと……會津八一
詩人のめし………………山之口獏
勘と感覚…………………草野心平
詩と歌詞の谷……………佐藤惣之助
詩人の誕生………………左川ちか
歌よりも声が……………原民喜
詩的生活…………………尾崎放哉
小説家の辞世……………高見順
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher：文春文庫
□date of issue：1984年
□size：15.2x10.6cm
□page：278
□condition：経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ傷み上端ヨレ
三方薄ヤケ P61キレ（写真6枚目）
» 詩歌・その他
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