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木槿の花(山口瞳 著、柳原良平 カバー)

木槿の花(山口瞳 著、柳原良平 カバー)
飛行機事故で急逝した向田邦子を懐旧した連作「木槿の花」ほか、雑誌「週刊新潮」の連載エッセイ『男性自身』から精選した60編。

悪戯っぽい少女と快活な少年と人生の達人である中年女性とが同居していた向田邦子を、純白の木槿の花に託して懐旧した随想を中心に、身辺で起きたヨシナシゴトを、時には絵描きの眼で、時には作家の眼で切り取りました。
(カバー裏紹介文より)
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夢を見た。
夥しい月の光だった。白いワンピースを着た少女が、山門に通ずる不揃いな狭い石段を登ってゆく。(略)
声は、凛とした、やや甲高い向田邦子の声だった。答えは帰ってこなかった。
白いワンピースを着た少女は、見えない糸で引っぱられるようにして垂直に天に上っていった。少女は木槿の花になった。

(「木槿の花8」より)
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◎Contents
一粒で三度
ガッカリ
戦友
木槿の花(一)
木槿の花(二)
木槿の花(三)
木槿の花(四)
木槿の花(五)
木槿の花(六)
木槿の花(七)
木槿の花(八)
冬の夜に
うまいもの
春の雨
京都の一日
濃密なもの
妙高のサセパリ
高校野球応援席
熱血甲子園
秋の一日
クラス会
禁酒時代
忠臣蔵
蒼い目の日本人
魚河岸のコーヒー
笑っていいか
これが好き
これが嫌い
わからない
夕涼み
朝顔
向田邦子三回忌
会ったのは、たった一度
私の好きな
イレ歯の十徳
理解に苦しむ
無人駅
なりたかった
野球見物
私の嫌いな
寺山修司
今日出海先生
私の根本思想
ある戦中派
戦後は遠く
手帳の余白(Ⅰ)
寒椿
昼顔
手帳の余白(Ⅱ)
泰然自若
忘れ物
わが偏見の数々
悲報
川口さん
額に汗すること
祝辞
手帳の余白(Ⅲ)
私の配合
手帳の余白(Ⅳ)
井伏先生の諧謔

解説:久世光彦

絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:新潮文庫
□date of issue:1994年 初版
□size:15x10.5cm
□page:386
□condition:経年なり・普通 カバー少傷み
三方薄ヤケ 少シワ

» 随筆・エッセイ
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