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歌集 うた:ゆくりなく夏姿する君は去り(藤井貞和 著)
詩人として、また源氏物語を中心とした古典文学研究者としても知られる藤井貞和が、2011年に刊行した歌集。
主に若い頃に制作された「短歌型詩群」(短歌、長歌、旋頭歌)を集成し、自らの基層を成す〈うた〉についての論考を収録している。
──たしかに体内時計が、ぜんまい式の古びた格好で動き出し、私に何かを思い出せと執拗に耳元でせせるような音を出す。
(終わり書きより)
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ゆくりなく夏姿する君は去り─ 去るときにあわれ後ろを見せず
詩こそわが紅の夏─ すぎゆきし恍惚と不安と 二つちりぼう
(「影の転覆」より)
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◎Contents
▶︎青白波片
影の転覆
光の転覆
Tanka japonais 啖呵
凝視と蟹行
静かなる外へ
無人叙事詩
幽光と敗北
晨明
山の雨
▶︎日本の〈うた〉はどこにあるか
日本の詩はどこにあるか
ピューリファイ!
ピューリファイ、ピューリファイ!
反歌・急行大和篇
ハウスドルフ空間
大切なものを収める家
悲しみをさがす詩
ことばのつえ、ことばのつえ
神の子犬
蟹行─短歌型詩群集 自序Ⅰ
蟹行─短歌型詩群集 自序Ⅱ
うた──〈未開〉の声
終わり書き
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:書肆山田
□date of issue:2011年 初版
□size:19.5x13cm
□page:139
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
主に若い頃に制作された「短歌型詩群」(短歌、長歌、旋頭歌)を集成し、自らの基層を成す〈うた〉についての論考を収録している。
──たしかに体内時計が、ぜんまい式の古びた格好で動き出し、私に何かを思い出せと執拗に耳元でせせるような音を出す。
(終わり書きより)
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ゆくりなく夏姿する君は去り─ 去るときにあわれ後ろを見せず
詩こそわが紅の夏─ すぎゆきし恍惚と不安と 二つちりぼう
(「影の転覆」より)
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◎Contents
▶︎青白波片
影の転覆
光の転覆
Tanka japonais 啖呵
凝視と蟹行
静かなる外へ
無人叙事詩
幽光と敗北
晨明
山の雨
▶︎日本の〈うた〉はどこにあるか
日本の詩はどこにあるか
ピューリファイ!
ピューリファイ、ピューリファイ!
反歌・急行大和篇
ハウスドルフ空間
大切なものを収める家
悲しみをさがす詩
ことばのつえ、ことばのつえ
神の子犬
蟹行─短歌型詩群集 自序Ⅰ
蟹行─短歌型詩群集 自序Ⅱ
うた──〈未開〉の声
終わり書き
絶版または版元品切れ
ハードカバー ダストカバー 帯あり
□publisher:書肆山田
□date of issue:2011年 初版
□size:19.5x13cm
□page:139
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ
» 詩歌・その他
https://narda.thebase.in/categories/1326667
