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詩集 木簡(藤木明子 著)

詩集 木簡(藤木明子 著)
藤木明子は、1980年代から詩誌『黄薔薇』『詩学』などに寄稿し、兵庫県を拠点として長きにわたって活動を続けた詩人・文筆家。2005年に姫路文化賞を受賞している。

現実と非現実を自在に往還する、22の詩篇を収録した初期詩集。『黄薔薇』の主宰・永瀬清子が序文を寄せている。

── 藤木明子さんの詩をはじめて拝見した時、そのさわやかでみずみずしい皮膚感覚にまず目をみはった。あたかも五月の光線が、木のまわりに光の暈を作っているようだった。(永瀬清子 序文より)
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大いなる御手のような光の中で
私はいつか樹の心にしたがった
樹のかたちになりはじめている

生まれかわったら樹になりたいと
思いつめていた心が
とうとう五月の朝にかなえられたのだ

(「五月恋唄 Ⅱ」より)
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◎Contents
風に揺れる大樹の桜(永瀬清子)


早春
春愁

讃歌
誕生
菜の花
お花見
散りぬるを
五月恋唄ⅠⅡⅢ

眠られぬ夜のためのⅠⅡ
山草
椅子
茶盌
道祖神

沈黙
達身寺にて
冬愁
誘惑
冬薔薇

装幀・挿画:井上仁

絶版または版元品切れ
ハードカバー
□publisher:詩学社
□date of issue:1984年 初版
□size:21.6x15.5cm
□page:79
□condition:経年なり・普通 カバーヤケスレ汚れ
小口点茶シミ

» 詩歌・その他
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