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絢爛たる影絵 小津安二郎(高橋治 著)
『東京物語』の助監督をつとめた直木賞作家・高橋治が、〝ある時期、同じ場所に生きた人間〟として、小津安二郎の人物像と作品の魅力を克明に描き出したノンフィクション・ノベル。
原節子、岸恵子、杉村春子らのエピソードや撮影秘話もまじえ、名場面を考察する。戦中に軍部報道映画班としてシンガポールに赴任していた時代を描いた短篇「幻のシンガポール」を併録。
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影絵とはいうまでもなく、きわめて実像に似ているが実像ではない。その意味で、私が描いた小津は、あくまで私の心象に残る小津の影絵なのである。小津も私も映画の人間であったことを考えると、映画とはまさに影絵が動くものだとの思いも私の中にはあった。
(「あとがき」より)
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◎Contents
絢爛たる影絵
第一部 春
第二部 夏
第三部 秋
幻のシンガポール
あとがき
岩波現代文庫版あとがき
解説:E・G・サイデンステッカー
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:岩波現代文庫
□date of issue:2010年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:422
□condition:経年なり・良好
» 評伝・ノンフィクション
https://narda.thebase.in/categories/1326666
原節子、岸恵子、杉村春子らのエピソードや撮影秘話もまじえ、名場面を考察する。戦中に軍部報道映画班としてシンガポールに赴任していた時代を描いた短篇「幻のシンガポール」を併録。
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影絵とはいうまでもなく、きわめて実像に似ているが実像ではない。その意味で、私が描いた小津は、あくまで私の心象に残る小津の影絵なのである。小津も私も映画の人間であったことを考えると、映画とはまさに影絵が動くものだとの思いも私の中にはあった。
(「あとがき」より)
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◎Contents
絢爛たる影絵
第一部 春
第二部 夏
第三部 秋
幻のシンガポール
あとがき
岩波現代文庫版あとがき
解説:E・G・サイデンステッカー
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher:岩波現代文庫
□date of issue:2010年 初版
□size:14.8x10.5cm
□page:422
□condition:経年なり・良好
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