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きゅうりの王さまやっつけろ(ネストリンガー 作、若林ひとみ 訳)- 岩波少年文庫
ドイツを代表する児童文学作家クリスティーネ・ネストリンガーの初期の名作。1973年ドイツ児童文学賞受賞。世界各国で翻訳され、本国では1975年に映画化されている。
ある日ぼくの家の台所に、巨大なきゅうりが出現した。地下室にあるきゅうり王国から追放された王さまだというのだが、その日から、ぼくの家では奇妙な事件がたてつづけに起こった……。
子どもたちの親からの自立を、70年代のカウンターカルチャーの世相を反映しながら描く、奇想天外なストーリー。
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冠をかぶったきゅうりかぼちゃは、ぼくたちにおじぎをすると、小さな足を組み合わせて、低い声でこういった。
「余は、クミ・オリの王さまで、トレッペリーデ二世であるぞよ!」
その時、何が起きたのか、ぼくは正確に書くことはできない。みんなが、どうしたか、注意していなかったからだ。それほどぼくは、このきゅうりかぼちゃに驚いていた。
(「復活祭の大さわぎ」より)
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◎Contents
1 復活祭の大さわぎ
2 地下室の反乱
3 芽の出たじゃがいも
4 両親のけんか
5 お父さんのサイン
6 ハスリンガー先生
7 いかさまきゅうり
8 あいつのせいだ!
9 わからずやのお父さん
10 地下室で
11 ニキの秘密
12 お父さんの家出
13 ぼくたちの心配
14 会社の地下室で
15 そして王さまはいなくなった
挿絵:ベルナー・マウラー
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:2001年 新版1刷(1987年 初版)
□size:17.3x11.2cm
□page:219
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
後半ページ〜裏表紙少シワ(写真4枚目)
» 小説
https://narda.thebase.in/categories/1326662
ある日ぼくの家の台所に、巨大なきゅうりが出現した。地下室にあるきゅうり王国から追放された王さまだというのだが、その日から、ぼくの家では奇妙な事件がたてつづけに起こった……。
子どもたちの親からの自立を、70年代のカウンターカルチャーの世相を反映しながら描く、奇想天外なストーリー。
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冠をかぶったきゅうりかぼちゃは、ぼくたちにおじぎをすると、小さな足を組み合わせて、低い声でこういった。
「余は、クミ・オリの王さまで、トレッペリーデ二世であるぞよ!」
その時、何が起きたのか、ぼくは正確に書くことはできない。みんなが、どうしたか、注意していなかったからだ。それほどぼくは、このきゅうりかぼちゃに驚いていた。
(「復活祭の大さわぎ」より)
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◎Contents
1 復活祭の大さわぎ
2 地下室の反乱
3 芽の出たじゃがいも
4 両親のけんか
5 お父さんのサイン
6 ハスリンガー先生
7 いかさまきゅうり
8 あいつのせいだ!
9 わからずやのお父さん
10 地下室で
11 ニキの秘密
12 お父さんの家出
13 ぼくたちの心配
14 会社の地下室で
15 そして王さまはいなくなった
挿絵:ベルナー・マウラー
絶版または版元品切れ
ソフトカバー ダストカバー
□publisher: 岩波少年文庫
□date of issue:2001年 新版1刷(1987年 初版)
□size:17.3x11.2cm
□page:219
□condition:経年なり・普通 カバースレ汚れ
後半ページ〜裏表紙少シワ(写真4枚目)
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